レスリング世界選手権(9月、米国)の代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権が6月19~21日に行なわれ、女子53kg級の吉田沙保里(ALSOK)と同58kg級の伊調馨(ALSOK)が、順当に優勝を飾った。
2人は女子レスリングが初めて正式種目となった2004年アテネ五輪を皮切りに、北京、ロンドンと3大会連続で金メダルに輝いてきた最強女王。今回の優勝で世界選手権代表入りを決めたことで、4連覇を目指すリオデジャネイロ五輪に向けて順調に歩を進めていることを内外に印象づけた格好だ。
とはいえ、今大会での両者の戦いぶりからは、それぞれが不安を抱えている様子も窺えた。
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photograph by AFLO