日本の障害レースでGIに格付けされているのは、春の「中山グランドジャンプ」と年末の「中山大障害」の2つだけ。その2回のためだけに出番を待つ「大竹柵(だいちくさく)」と名付けられた格別に難易度が高いハードルをはじめ、7つの障害を11回飛越し、バンケット(谷)を6回昇降する難コースで争われる、名実ともに障害界の頂点を決めるビッグレースだ。1着賞金は6500万円。英国が誇る名物レース「グランドナショナル」(約7242m、障害飛越30回)の1着賞金90万ポンド(約1億6200万円)には及ばないものの、きちんとした形で頂点が用意されているからこそ、障害界のレベルが保たれていると言える。
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photograph by NIKKAN SPORTS