関脇・小結陣が総入れ替えとなった3月場所。先の1月場所では逸ノ城、碧山らが総じて負け越した「番付運」もあるものの、照ノ富士、隠岐の海が新関脇に昇進した。玉鷲は初土俵から所要66場所のスロー出世で新小結となった。
なかでも白鵬が、「今、一番気になる力士」とその名を挙げるのが照ノ富士だ。かつて逸ノ城と同じ飛行機で来日し、鳥取城北高校相撲部でともに稽古に励んでいた照ノ富士は、「逸ノ城にも負けない大器だ」と期待が掛かる。191cm、180kgの堂々たる体躯で、右四つでがっちり相手を組止め、寄っていく重い腰を武器とする。
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photograph by KYODO