ロサンゼルス・レイカーズにとって、今季は心のリハビリ、つまりチームとしての誇りを取り戻すシーズンだ。故障者続出だった昨季は、8年続いていたプレイオフ出場が途切れただけでなく、LA移転後のフランチャイズ史上で勝率ワーストと低迷した。毎年優勝を狙うことが求められる伝統のチームにとって屈辱の一年だったわけだが、レイカーズ関係者にとって成績以上に残念だったのは、それがどれだけ屈辱的なことかを心から理解する人がチームに少なかったことだったのかもしれない。
そんなレイカーズが新ヘッドコーチに選んだのは、'80年代、華麗な速攻で魅せた“ショータイム”時代のメンバーだったバイロン・スコット。レイカーズの本拠地フォーラムの近くで、パープル&ゴールドのユニフォームを着ることを夢みて育った。夢が叶い、現役14シーズンのうち11シーズンをレイカーズで過ごした。新人だったコービー・ブライアントに、プロとしての心得、レイカーズの誇りを教えたのも、引退直前のスコットだった。
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photograph by AFLO