3月16日、ソチ・パラリンピックが閉幕した。今大会を通じて日本勢の活躍が際立ったが、中でもアルペン競技の躍進は目覚ましかった。競技初日8日のアルペンスキー滑降で、男子座位の狩野亮が金メダル、鈴木猛史が銅メダルを獲得。9日のスーパー大回転では、狩野が2個目の金メダル、日本選手団主将を務める森井大輝が銀メダル。さらに13日には、回転で鈴木が金メダルを手にした。
アルペン会場の雪は日本のゴールデンウィークのスキー場を思わせるザラメ雪。各国の選手が苦戦を強いられ、スーパー大回転では、出場した男子座位31人のうち、完走したのはわずか12人だった。
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