#848

記事を
ブックマークする

石垣島の夢を背負って。 大嶺兄弟、大化けの予感。 ~伊東ロッテの戦力に食い込め~

2014/03/10
2月16日、スタメンで揃いぶみした大嶺兄弟。弟の翔太(左)が3安打で兄・祐太を援護した。

 キャンプ地の移転には様々な理由がある。親会社の系列の施設を利用するためだったり、監督の人脈による強い要望があったりといった具合だ。だが、「選手を獲得するため」にキャンプ地を移転した例は珍しい。

 '07年、八重山商工のエース・大嶺祐太をドラフト1位指名で獲得した時のロッテがそうだった。大嶺は地元に近いソフトバンクを希望していたが、当時のバレンタイン監督が「世界の王だからといって言いなりになるのはおかしい」と強行指名に踏み切った。その後の入団交渉の席で、球団代表だった瀬戸山隆三がキャンプ地移転を申し出て、ロッテは石垣島でキャンプを張るようになったのである。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by KYODO

0

0

0

前記事 次記事