#823

記事を
ブックマークする

イスラエルにバルサを! 2人の男が抱く大きな野望。 ~辺境で燃えるクライフの血筋~

2013/03/02
カタルーニャ州選抜で、コーチとしてクライフ父(右)を補佐した経験もあるO・ガルシア。

 マッカビ・テルアビブをイスラエルのバルサにする――。

 そんな野望を抱いてイスラエルに降り立った、ふたりの元バルサ選手がいる。

 ひとり目は、あのヨハン・クライフの息子、ジョルディ・クライフだ。現役時代はバルサやマンチェスター・Uでプレーするも、父ほどの活躍は見せられなかった彼は、引退後すぐにキプロスのAEKラルナカへ。そこでスポーツディレクター職について学ぶと、昨春にマッカビ・テルアビブへとやってきた。

 そんな若きスポーツディレクターが、チームにバルサのエッセンスを加えるために監督として誘ったのが、昨季までバルサのユースチームを率いていたオスカル・ガルシアである。バルサユースの監督としてバルサ内部での評価も高かったが、彼はイスラエル行きを決断する。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
キャンペーン終了まで時間
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by AFLO

0

0

0

前記事 次記事