1月中旬の時点で日本のビッグイベントのスケジュールは何も発表されていない。それとは対照的に、アメリカの格闘技市場は相変わらず元気だ。
その頂点といえるUFCに挑戦する日本人選手もあとを絶たない。1月1日のUFC125には五味隆典が登場したが、“名勝負製造機”クレイ・グイダのギロチンチョークの前に一本負けを喫してしまった。これでUFCでの戦績は1勝2敗。次がラストチャンスだろうか。
昨年までUFCが認定する王座はその五味が活動するライト級が最軽量だった。しかし、ライト級以下が充実したWECがUFCに統合されたことに伴い、今春からフェザー級やバンタム級のタイトルマッチも組まれることになった。
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photograph by Susumu Nagao