#769

記事を
ブックマークする

若手台頭の中で奮闘した 41歳、藤田寛之の存在感。 ~2010年ゴルフシーンを振り返る~

2010/12/27
最終戦で優勝し、賞金ランク2位でシーズンを終えた藤田。初のツアーMVPも獲得した

 少し気の早い話だが、2011年4月に行なわれるマスターズ・トーナメントが、いまから楽しみである。

 なぜなら日本で初めてアマチュア選手が出場するからだ。

 これまで日本のアマチュアがマスターズの出場権を得るには、全米アマチュア選手権2位以内や全英アマチュア選手権優勝といった欧米の大会での実績が必要だった。

 しかし、'09年から開催されているアジアアマチュア選手権の勝者にも権利が与えられることになった。その結果、'10年の同大会で東北福祉大1年の松山英樹が優勝し、出場権を獲得したのだ。

 かつて招待状が届くのを待つしかなかった時代には、マスターズ出場は、プロにとっても夢の夢だった。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
キャンペーン終了まで時間
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Yuichi Masuda

0

0

0

前記事 次記事