2015年のRIZIN旗揚げ興行で、12年ぶりに再戦した曙とボブ・サップ。筆者は12年前の大晦日、同日に開催された『PRIDE 男祭り 2003』を撮影していた / photograph by RIZIN FF Susumu Nagao 2001年『猪木祭り』でのアントニオ猪木と「紅白仮面」のエキシビジョン 立ち技の猛者であるジェロム・レ・バンナから大金星をあげた安田忠夫。「転落人生からの復活」というストーリーが話題を呼んだ 筆者が2003年の試合前にスタジオで撮影した曙とボブ・サップ 『PRIDE 男祭り 2003』のメインではアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラが桜庭和志に判定で勝利した 2004年の『男祭り』ではエメリヤーエンコ・ヒョードルとアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラによるPRIDEヘビー級統一王座決定戦を実施。リベンジに燃えるノゲイラをヒョードルが退け、「人類最強」の座を決定的なものとした 2005年7月11日に急死した盟友・橋本真也のテーマ曲「爆勝宣言」をかけながら入場する小川直也 2007年の『やれんのか!』に参戦したヒョードルは“韓流大巨人”チェ・ホンマンに圧勝。PRIDEファンを歓喜させた 桜庭和志戦で“ヌルヌル騒動”を起こした秋山成勲と、PRIDEウェルター級GP王者の三崎和雄の対戦は大きな注目を集めた タップしなかった廣田瑞人の腕を折り、中指を突き立てる青木真也。この一件以降、完全にヒール扱いされるようになった タックルする青木の顎に長島☆自演乙☆雄一郎の右膝が直撃した決定的瞬間 パイオニアとして女子格闘技界を牽引した“フジメグ”こと藤井惠 GLORYのヘビー級トーナメントでは、K-1の絶対王者として知られるセミー・シュルトが優勝を果たした 後にRIZINで活躍するパンクラス王者の石渡伸太郎が、DEEP王者の大塚隆史にTKO勝ちした2014年の『DEEP DREAM IMPACT』 『PRIDE 男祭り』の恒例行事だった高田延彦による太鼓叩きパフォーマンスも復活 ©RIZIN FF Susumu Nagao 2001年の『猪木祭り』、ミルコ・クロコップは戦慄の左ハイキックでプロレスラーの永田裕志を21秒でKOした ジェロム・レ・バンナに勝利し、愛娘を肩車する安田忠夫 アントニオ猪木はおなじみの「1・2・3、ダー!」を披露 2002年の『猪木祭り』には野村克也・沙知代夫妻も来場 沙知代夫人に闘魂ビンタを入れる猪木 WWEで活躍するプロレスラーの中邑真輔(当時22歳)が総合格闘技デビュー ミルコへのリベンジを狙った藤田和之は判定で敗れた ボブ・サップに敗れ、顔が大きく腫れ上がった高山善廣 『PRIDE 男祭り 2003』でのドン・フライvsゲーリー・グッドリッジ 吉田秀彦と再戦したホイス・グレイシーは道着を脱いで吉田を圧倒 修斗で活躍した桜井“マッハ”速人がPRIDEデビューを飾った 2004年の『PRIDE 男祭り』では五味隆典の名言「大晦日に判定、駄目だよ。KOじゃなきゃ!」が生まれた ステファン・レコにドロップキックを放つ美濃輪育久(現ミノワマン) 元K-1王者のマーク・ハントがヴァンダレイ・シウバと対戦。見事に判定勝利を飾った エメリヤーエンコ・ヒョードルはリベンジに燃えるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを圧倒 PRIDEヘビー級王座と『PRIDE GRANDPRIX 2004』優勝のベルトを巻くヒョードル 2005年の『PRIDE 男祭り』では俳優の金子賢が格闘技デビューするも、腕ひしぎ十字固めで敗れた ふんどし一丁で太鼓を叩く高田延彦 巨漢ズールをわずか26秒でKOしたヒョードル 五味隆典が桜井“マッハ”速人にKOで勝利し、ライト級の頂点に立った シウバは難敵ヒカルド・アローナに競り勝ち、PRIDEミドル級のタイトルを防衛 マーク・ハントは前年のシウバに続き、ミルコも撃破 吉田秀彦のヒールホールドで試合中に足を骨折していた小川直也 小川のハッスルポーズと、背を向ける吉田 PRIDE最後の大晦日興行となった2006年の『男祭り』 青木真也はトライアングルチョークでヨアキム・ハンセンに一本勝ち “踏みつけ大将軍”ことマウリシオ・ショーグンのストンピング ジョシュ・バーネットは総合格闘技の試合でプロレス技のデスバレーボムを披露した ノゲイラがジョシュに判定勝ち。PRIDE無差別級グランプリ準決勝のリベンジを果たした 大晦日を大の得意としていたハントだったが、ヒョードルに腕を極められて一本負け 2007年の『やれんのか!』には旧PRIDE勢が集結し、一夜かぎりの復活祭に。五味戦以来1年ぶりの試合で、石田光洋はギルバート・メレンデスに判定勝ち 三崎和雄が秋山成勲にKO勝利したかと思えた試合は、フィニッシュの蹴りがルールに抵触したとしてノーコンテストに 憮然とした表情で引き上げる秋山 チェ・ホンマンにパンチを打ち込むヒョードル 完璧な腕ひしぎ十字固めを極めて圧勝した 2008年大晦日の『ダイナマイト』では、元PRIDE戦士の川尻達也がK-1ルールで“超合筋”武田幸三にKO勝ち アリスター・オーフレイムはバダ・ハリをKOし、2010年にはK-1王者となった メルヴィン・マヌーフはマーク・ハントから金星をあげて大興奮 田村潔司と桜庭和志というUWFインターナショナル出身者同士の因縁の対決は、田村に軍配が上がった 吉田秀彦vs石井慧という柔道五輪金メダリスト同士の対決が行われた2009年『ダイナマイト』。結果は打撃で圧倒した吉田の判定勝ち 青木真也はタップしない廣田瑞人の右腕をへし折った 観客に中指を突き立てる青木 魔娑斗はアンディ・サワーとの引退試合に臨んだ 強敵相手に勝利し、引退の花道を飾った魔娑斗 魔娑斗と妻の矢沢心の2ショット 2010年『ダイナマイト』では、ボビー・オロゴンの弟であるアンディ・オロゴンと、元プロ野球選手の古木克明が対戦 1Rがキックボクシング、2RがMMAという特殊なルールで行われた青木真也vs長島☆自演乙☆雄一郎戦。1Rで青木はドロップキックを連発し、露骨に時間を稼ぐ作戦に出る 総合ルールの2R、満を持してタックルにいった青木に長島の膝蹴りが直撃 青木は完全に失神。長島が下馬評を覆す金星をあげた 2010年『ダイナマイト』はアントニオ猪木がエグゼクティブプロデューサーを務めた 『元気ですか!! 大晦日!! 2011』にて、イエス・キリストをイメージした演出で登場した猪木 豪快なバスターでKO負けした所英男が担架で運ばれる一幕も 大のプロレスオタクとして知られるジョシュ・バーネットはプロレスの試合を行った 石井慧をあっけなくKOしたヒョードル ヒョードルと握手をかわす猪木 2012年の『DREAM.18 & GLORY 4』で年明けを迎えた瞬間 2013年、大晦日のさいたまスーパーアリーナでの興行がなくなり、両国国技館で『猪木祭り』を開催。プロレス色の強い興行となった さいたまスーパーアリーナで行われた2014年大晦日の『DEEP DREAM IMPACT』。後にRIZINバンタム級トーナメントに出場する石渡伸太郎と大塚隆史が対戦 パンクラスのベルトを掲げる石渡。“RIZIN漢塾 塾長”と称されたが、今年引退を発表した 2015年12月29日、RIZIN旗揚げ興行の演出 ©RIZIN FF Susumu Nagao 桜庭和志vs青木真也は29日のメインとして行われた ©RIZIN FF Susumu Nagao 2015年の大晦日、第1試合で華麗に勝利した“ツヨカワ女王”RENA ©RIZIN FF Susumu Nagao K-1ファイターの武尊もRIZINで試合を行った ©RIZIN FF Susumu Nagao ボブ・サップと曙、12年ぶりの再戦は負傷判定3-0でサップの勝利 ©RIZIN FF Susumu Nagao ヒョードルも参戦し、貫禄の勝利を飾った ©RIZIN FF Susumu Nagao

2015年のRIZIN旗揚げ興行で、12年ぶりに再戦した曙とボブ・サップ。筆者は12年前の大晦日、同日に開催された『PRIDE 男祭り 2003』を撮影していた(photograph by RIZIN FF Susumu Nagao)

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2015年のRIZIN旗揚げ興行で、12年ぶりに再戦した曙とボブ・サップ。筆者は12年前の大晦日、同日に開催された『PRIDE 男祭り 2003』を撮影していた / photograph by RIZIN FF Susumu Nagao 2001年『猪木祭り』でのアントニオ猪木と「紅白仮面」のエキシビジョン 立ち技の猛者であるジェロム・レ・バンナから大金星をあげた安田忠夫。「転落人生からの復活」というストーリーが話題を呼んだ 筆者が2003年の試合前にスタジオで撮影した曙とボブ・サップ 『PRIDE 男祭り 2003』のメインではアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラが桜庭和志に判定で勝利した 2004年の『男祭り』ではエメリヤーエンコ・ヒョードルとアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラによるPRIDEヘビー級統一王座決定戦を実施。リベンジに燃えるノゲイラをヒョードルが退け、「人類最強」の座を決定的なものとした 2005年7月11日に急死した盟友・橋本真也のテーマ曲「爆勝宣言」をかけながら入場する小川直也 2007年の『やれんのか!』に参戦したヒョードルは“韓流大巨人”チェ・ホンマンに圧勝。PRIDEファンを歓喜させた 桜庭和志戦で“ヌルヌル騒動”を起こした秋山成勲と、PRIDEウェルター級GP王者の三崎和雄の対戦は大きな注目を集めた タップしなかった廣田瑞人の腕を折り、中指を突き立てる青木真也。この一件以降、完全にヒール扱いされるようになった タックルする青木の顎に長島☆自演乙☆雄一郎の右膝が直撃した決定的瞬間 パイオニアとして女子格闘技界を牽引した“フジメグ”こと藤井惠 GLORYのヘビー級トーナメントでは、K-1の絶対王者として知られるセミー・シュルトが優勝を果たした 後にRIZINで活躍するパンクラス王者の石渡伸太郎が、DEEP王者の大塚隆史にTKO勝ちした2014年の『DEEP DREAM IMPACT』 『PRIDE 男祭り』の恒例行事だった高田延彦による太鼓叩きパフォーマンスも復活 ©RIZIN FF Susumu Nagao 2001年の『猪木祭り』、ミルコ・クロコップは戦慄の左ハイキックでプロレスラーの永田裕志を21秒でKOした ジェロム・レ・バンナに勝利し、愛娘を肩車する安田忠夫 アントニオ猪木はおなじみの「1・2・3、ダー!」を披露 2002年の『猪木祭り』には野村克也・沙知代夫妻も来場 沙知代夫人に闘魂ビンタを入れる猪木 WWEで活躍するプロレスラーの中邑真輔(当時22歳)が総合格闘技デビュー ミルコへのリベンジを狙った藤田和之は判定で敗れた ボブ・サップに敗れ、顔が大きく腫れ上がった高山善廣 『PRIDE 男祭り 2003』でのドン・フライvsゲーリー・グッドリッジ 吉田秀彦と再戦したホイス・グレイシーは道着を脱いで吉田を圧倒 修斗で活躍した桜井“マッハ”速人がPRIDEデビューを飾った 2004年の『PRIDE 男祭り』では五味隆典の名言「大晦日に判定、駄目だよ。KOじゃなきゃ!」が生まれた ステファン・レコにドロップキックを放つ美濃輪育久(現ミノワマン) 元K-1王者のマーク・ハントがヴァンダレイ・シウバと対戦。見事に判定勝利を飾った エメリヤーエンコ・ヒョードルはリベンジに燃えるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを圧倒 PRIDEヘビー級王座と『PRIDE GRANDPRIX 2004』優勝のベルトを巻くヒョードル 2005年の『PRIDE 男祭り』では俳優の金子賢が格闘技デビューするも、腕ひしぎ十字固めで敗れた ふんどし一丁で太鼓を叩く高田延彦 巨漢ズールをわずか26秒でKOしたヒョードル 五味隆典が桜井“マッハ”速人にKOで勝利し、ライト級の頂点に立った シウバは難敵ヒカルド・アローナに競り勝ち、PRIDEミドル級のタイトルを防衛 マーク・ハントは前年のシウバに続き、ミルコも撃破 吉田秀彦のヒールホールドで試合中に足を骨折していた小川直也 小川のハッスルポーズと、背を向ける吉田 PRIDE最後の大晦日興行となった2006年の『男祭り』 青木真也はトライアングルチョークでヨアキム・ハンセンに一本勝ち “踏みつけ大将軍”ことマウリシオ・ショーグンのストンピング ジョシュ・バーネットは総合格闘技の試合でプロレス技のデスバレーボムを披露した ノゲイラがジョシュに判定勝ち。PRIDE無差別級グランプリ準決勝のリベンジを果たした 大晦日を大の得意としていたハントだったが、ヒョードルに腕を極められて一本負け 2007年の『やれんのか!』には旧PRIDE勢が集結し、一夜かぎりの復活祭に。五味戦以来1年ぶりの試合で、石田光洋はギルバート・メレンデスに判定勝ち 三崎和雄が秋山成勲にKO勝利したかと思えた試合は、フィニッシュの蹴りがルールに抵触したとしてノーコンテストに 憮然とした表情で引き上げる秋山 チェ・ホンマンにパンチを打ち込むヒョードル 完璧な腕ひしぎ十字固めを極めて圧勝した 2008年大晦日の『ダイナマイト』では、元PRIDE戦士の川尻達也がK-1ルールで“超合筋”武田幸三にKO勝ち アリスター・オーフレイムはバダ・ハリをKOし、2010年にはK-1王者となった メルヴィン・マヌーフはマーク・ハントから金星をあげて大興奮 田村潔司と桜庭和志というUWFインターナショナル出身者同士の因縁の対決は、田村に軍配が上がった 吉田秀彦vs石井慧という柔道五輪金メダリスト同士の対決が行われた2009年『ダイナマイト』。結果は打撃で圧倒した吉田の判定勝ち 青木真也はタップしない廣田瑞人の右腕をへし折った 観客に中指を突き立てる青木 魔娑斗はアンディ・サワーとの引退試合に臨んだ 強敵相手に勝利し、引退の花道を飾った魔娑斗 魔娑斗と妻の矢沢心の2ショット 2010年『ダイナマイト』では、ボビー・オロゴンの弟であるアンディ・オロゴンと、元プロ野球選手の古木克明が対戦 1Rがキックボクシング、2RがMMAという特殊なルールで行われた青木真也vs長島☆自演乙☆雄一郎戦。1Rで青木はドロップキックを連発し、露骨に時間を稼ぐ作戦に出る 総合ルールの2R、満を持してタックルにいった青木に長島の膝蹴りが直撃 青木は完全に失神。長島が下馬評を覆す金星をあげた 2010年『ダイナマイト』はアントニオ猪木がエグゼクティブプロデューサーを務めた 『元気ですか!! 大晦日!! 2011』にて、イエス・キリストをイメージした演出で登場した猪木 豪快なバスターでKO負けした所英男が担架で運ばれる一幕も 大のプロレスオタクとして知られるジョシュ・バーネットはプロレスの試合を行った 石井慧をあっけなくKOしたヒョードル ヒョードルと握手をかわす猪木 2012年の『DREAM.18 & GLORY 4』で年明けを迎えた瞬間 2013年、大晦日のさいたまスーパーアリーナでの興行がなくなり、両国国技館で『猪木祭り』を開催。プロレス色の強い興行となった さいたまスーパーアリーナで行われた2014年大晦日の『DEEP DREAM IMPACT』。後にRIZINバンタム級トーナメントに出場する石渡伸太郎と大塚隆史が対戦 パンクラスのベルトを掲げる石渡。“RIZIN漢塾 塾長”と称されたが、今年引退を発表した 2015年12月29日、RIZIN旗揚げ興行の演出 ©RIZIN FF Susumu Nagao 桜庭和志vs青木真也は29日のメインとして行われた ©RIZIN FF Susumu Nagao 2015年の大晦日、第1試合で華麗に勝利した“ツヨカワ女王”RENA ©RIZIN FF Susumu Nagao K-1ファイターの武尊もRIZINで試合を行った ©RIZIN FF Susumu Nagao ボブ・サップと曙、12年ぶりの再戦は負傷判定3-0でサップの勝利 ©RIZIN FF Susumu Nagao ヒョードルも参戦し、貫禄の勝利を飾った ©RIZIN FF Susumu Nagao

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