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「近本よりずっとパンチ力がある」明大コーチが絶賛する“ドラフト上位指名候補”の正体「大学生の球じゃない」「織田翔希は日本で…」
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遠藤修哉Naoya Endo
photograph byJIJI PRESS/Hideki Sugiyama
posted2026/10/22 11:03
明大臨時コーチでNHK野球解説者の武田一浩さんが注目するドラフト上位候補は?
今年、明治大からプロ志望届を提出したのは、榊原七斗、岡田啓吾、福原聖矢、内海優太、光弘帆高、松本直の6人。1人でも指名されれば、同大学からのドラフト指名は17年連続となり、NPBドラフトにおける史上最長記録の更新に期待がかかる。
「榊原と岡田は上位で指名される可能性が高いとみているよ」
榊原は報徳学園出身。173センチ、79キロ、左投げ左打ちの外野手で、阪神・近本光司を思わせるタイプと評価されている。
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「近本よりずっとパンチ力がある。足も速いし、守備もプロでやって問題ない。性格も真面目でいい選手だと思う。プロに入れば1年目からレギュラーで出られるだろうし、レギュラーを取れば、10本はホームランを打つと思っている」
50メートル走で5秒台の注目選手も
前橋育英出身の岡田は、176センチ、79キロ、右投げ左打ちの二塁手だ。武田氏は、榊原とは異なる強みで評価している。
「岡田は本当に足が速い。50メートル走で5秒台を記録したこともある。盗塁はできるし、走塁も上手い。バッティングは榊原ほどではないが、上位で指名されると思うよ。
あとは捕手の福原。今はどのチームも捕手が欲しいだろうし、指名されるのではないか。いわゆる野球センスがいいタイプ」
東海大菅生出身の福原は、167センチ、74キロ、右投げ右打ちの捕手で、明大の主将も務める。武田氏は体の小ささや捕球面に課題を感じる一方、その器用さを買っている。
「キャッチャーながらセーフティーバントをやって、足も速くて盗塁もする。要は、いい意味でキャッチャーっぽくない選手だ。プロでキャッチャーとして難しくても内野もできるから、必要としている球団はあるのではないか」
広陵出身の内海は、185センチ、89キロ、左投げ左打ちの一塁手だ。
「もともと高校の時にドラフト候補だったけど、大学に入ってからはケガに苦しんだ。4年生になってやっと試合に出られるようになって、春のリーグ戦でも打っていたし、アピールできたのでは」
プロ志望届を出した6人には、履正社出身で178センチ、84キロ、右投げ左打ちの遊撃手・光弘と、鎌倉学園出身で180センチ、90キロ、右投げ右打ちの投手・松本も名を連ねる。
「6人全員指名されれば、凄いことだよね」
ドラフト下位でのプロ入りに反対のワケ
もっとも、大学生にとって、今回のドラフトがプロ入りの最後の機会というわけではない。指名順位によっては、社会人野球でさらに実力を磨くという選択肢もある。
「俺はドラフト下位で大学生がプロに行くのは反対なんだよ。契約金もあるから、下位や育成で指名されたなら、俺は社会人野球に行く道をすすめたい。社会人で2年頑張って1位で指名された方がいい。もちろん下位指名から一流選手へと成長する例もあるけど、急いでプロ入りすることが最善とは限らない。プロ野球選手は一生できる仕事じゃないから、普通の会社に入って社会人として生活するのも必要だ。成長すると、自分の限界も分かってくる。プロ野球で通用するかしないかなんて、はっきり言って大学生は分からないものなんだよ」
母校以外の大学生で、投手として最も高く評価するのが青山学院大の鈴木泰成だ。187センチ、92キロの右腕で、最速155キロのストレートに加えて、鋭く落ちるフォークを操る。侍ジャパン大学代表として、韓国戦で14三振を奪った。


