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競技クイズに“才能はあるのか”問題…「ナツワラ」わずか4文字で…解答者がボタンを押せたワケは? QuizKnockメンバーが目撃したリアル版『君のクイズ』
posted2026/08/28 11:00
QuizKnockが主催する「クイズの甲子園」が今年も開催される。一見、スポーツと見紛う競技性の高さだが、そこにはどんなセンスがあるのだろうか?
text by

別府響Hibiki Beppu
photograph by
Wataru Sato
現在では多くのテレビ、配信番組や書籍が制作され、多くのファンを魅了するコンテンツとなったクイズ業界。その第一人者であるQuizKnockが、高校生以下を対象にした「競技クイズの甲子園」を開催する。果たしてその狙いと魅力はどこにあるのだろうか?《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
QuizKnockの東言には、いまでも記憶に残る「衝撃の押し」があるという。
言は双子の兄・問とともに2018年の『高校生クイズ』で優勝した、実績のあるクイズプレーヤーだ。そんな言をもってしてなお、「同じ壇上にいて、本当にびっくりした」と振り返る。
「ある大会で植木陽平さんという選手が、問題が『ナツワラ……』と4文字読まれた瞬間に押したことがあって、それで正解を答えたんです。これ、正直、文としてはここだけ今聞いてもなんのことかわからない。もっと言えば、どこで文節が切れるのかさえわからないんです。なのに答えられた。おそらく過去に経験した似たような問題文を記憶していたうえで、反射で答えたんだと思いますが……これにはちょっと異様な感情がありました」
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植木はそもそも社会人最大級のクイズ大会「ABC」でも優勝する実力者でもあった。とはいえ、この押しは小説『君のクイズ』でも題材となった「0文字解答」ばりに、あまりにも衝撃的だった。
結局、問題文は「夏はラクロス、冬はアイスホッケーを国技とする北米大陸の国はどこ?」というものだった。植木の答えは「カナダ」。正解のチャイムがなる中で、壇上の競技者たちが驚愕の表情を浮かべたことは想像に難くない。
競技クイズに“才能”はあるのか問題
なぜ、言がこのシーンを思い出したのか?
それは、こちらが「競技クイズにも、スポーツのような“肉体的・感覚的な才能”は存在するのか?」という素朴な疑問をぶつけたからだった。

