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「出場停止を解除する方法を見つけろ」トランプが指示の報も…W杯バログン“超法規的”出場もベルギーに1-4完敗 米国代表が陥った「最悪の先例」の代償 

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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posted2026/07/07 18:43

「出場停止を解除する方法を見つけろ」トランプが指示の報も…W杯バログン“超法規的”出場もベルギーに1-4完敗 米国代表が陥った「最悪の先例」の代償<Number Web> photograph by Getty Images

決勝トーナメント初戦でレッドカードを受けながら、次戦のベルギー戦に出場できたアメリカのフォラリン・バログン

トランプ大統領が「何としてでも…」!?

『The Wall Street Journal』はスポーツそのものよりも、ホワイトハウスがFIFAへ働きかけた舞台裏に焦点を当てた。トランプ大統領がFIFA会長へ直接連絡し、政権関係者が法的対応まで準備していたと報じ、スポーツと政治が交錯した出来事として扱っている。

 同紙によれば、トランプ大統領はこの退場処分が大会に影を落とすことを望まず、「何としてでも出場停止を解除する方法を見つけろ」と側近たちに指示したという。その後、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に電話を入れ、バログンの処分について再検討を促したと報じられている。

 実際に処分の執行猶予が決まると、トランプ氏は自身のSNSに「正しいことを行い、大きな不正を覆してくれたFIFAに感謝する」と投稿した。トランプ氏にとってこれは政治介入ではなく「不正の是正」だったのだろうか。

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 一方で、国外メディアやベルギー側から見れば、開催国の大統領がFIFAに影響力を及ぼしたようにも映る。その認識の落差こそが、この騒動をさらに大きくした。

 英紙『The Guardian』が問題視したのは、開催国への特別扱いそのものではない。トランプ大統領の働きかけやホワイトハウスによる法的対応の動きを詳報した上で、「もし今回のような手続きが認められるのであれば、今後は同様の法的異議申し立てが相次ぎかねない」と指摘した。ベルギー協会が「大会の公平性」を理由に強く反発したことも紹介し、この裁定がワールドカップの運営に与える影響へ警鐘を鳴らしている。

【次ページ】 バログンはスタメン出場…結果は?

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