「好物はシオラーメン！」阪神電車も乗りこなす助っ人右腕が語る“日本愛”…原点はアジアで暮らした幼少期「自分が白人か黒人という分類を知る前に…」 

――逆にこれだけは苦手だったというものは？　

デュープ　トマトとキノコは元々苦手でアメリカでも食べていなかった。だから味噌汁も飲んだけど、キノコ抜きでした。一番苦手だったのは砂肝。あれは食感が苦手でどうしても食べられなかったですね。

　阪神は9月7日にプロ野球史上最速で2年ぶりのリーグ制覇を果たした。デュプランティエはシーズン終盤に離脱したものの、前半から独走した立役者として祝勝会でビールかけにも参加した。

セ・リーグ優勝の祝勝会で歓喜のビールかけ　©Hideki Sugiyama

CS、日本シリーズへ…「集中して取り組んでいく」

ADVERTISEMENT

――ご自身の中で優勝というのはいつ以来になるんですか？

デュープ　ドジャースの3Aにいた当時、優勝というのはありましたが、こんな高いレベルでは初めてです。ファンの方の熱気とか、雰囲気は本当に素晴らしいものがありますね。

――まだクライマックスシリーズなど、厳しい戦いも待っています。

デュープ　今まで取り組んできたことを1日1日、継続してやっていくだけだと思っています。このチーム、そしてファンの方たちは最高の結果を手にするべきですから、そのために1つ1つのことに集中して取り組んでいきたいです。　

〈前編も公開中です〉