《勝てばW杯決定》日本代表vsバーレーン予想スタメン「色々大変な部分はあったので」さわやかに語る鎌田大地、伊藤洋輝の出番だと記者が読む根拠 

　最終予選の試合ごとに存在感を高めてきた町田浩樹が負傷し、谷口彰悟と冨安と3人を欠いた状態であるからだ。そこには11月の中国戦で安定したパフォーマンスを披露した瀬古歩夢と、怪我から復帰したバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝が入ることになるだろう。

　さらに2シャドーには不動の南野拓実に加え、鎌田大地が入るのではないだろうか。これまでアウェーでの試合では鎌田が、ホームでの試合では久保建英が先発してきたが……。

鎌田スタメンに2つのアドバンテージがあるワケ

　バーレーン戦では特別に、鎌田に2つのアドバンテージがある。

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　最大の違いが、他選手とのスケジュールだ。

　例えば久保建英は先週、レアル・ソシエダでELを含めて2試合を戦った。2025年に入ってからの消化試合数は、スペインではレアル・マドリーと並んで最多という負荷である。

　一方、鎌田のいるクリスタル・パレスは、当初対戦する予定だったニューカッスルがリーグカップの決勝に進んだため、リーグ戦が延期になり、先週末は公式戦がなかった。そのため鎌田は他の選手よりも一足早く、先週の土曜日の早朝に日本へ戻ってきた。時差調整を兼ねての早めの帰国で、実家にも帰省した。

　鎌田はさわやかな表情でこう語った。

「（所属チームでは先発の機会が減っており）サッカーの部分でいろいろと大変な部分があったので……良いリフレッシュにはなったと思います」

バイエルンで存在感を放つ伊藤も…

　2つ目のアドバンテージは“あのバイエルン”で復帰直後から、様々なプレーを見せている伊藤の存在である。なぜなら攻撃の核となる三笘薫に加えて、日本代表の左サイドにあって新たな可能性となり得る伊藤を生かすキーマンとなり得るからだ――。〈つづく〉

#2に続く

「別に僕、前回予選で悪いことしてないですよ」冗談めかす鎌田大地だが…“名門バイエルンの重要戦力”DF伊藤洋輝を日本代表で生かすキーマンでは