『復活の力　絶望を栄光にかえたアスリート』スポーツ選手の復活劇の裏には“支える人たち”の存在があった。

　フィギュアスケートの高橋大輔さん、帝拳ジムの大先輩である浜田剛史さんら様々な競技のアスリートが登場する『復活の力』。タイトルのとおり、ケガや病気からはい上がっていったアスリートのストーリーをつづったノンフィクション作品です。

　ケガをしたから、挫折したからといって終わりじゃありません。いかなることが自分の身に降りかかろうとも最後まであきらめずにやり遂げる姿勢そのものがスポーツの魅力。これは時代を問わず社会に対する普遍的なメッセージでもあると思うんです。

　成功の背景にある苦労や努力。そういったものがあるからこそアスリートとして磨かれていき、魅力となって人々の共感を得ていくような気がします。