新庄剛志
・2000年 28歳（神）131試511打142安28本85点15盗 率.278
・2004年 32歳（日）123試504打150安24本79点1盗 率.298
田口壮
・2001年 32歳（オ）134試453打127安8本42点6盗 率.280
・2010年 41歳（オ）53試119打31安3本10点1盗 率.261
松井稼頭央
・2003年 28歳（西）140試587打179安33本84点13盗 率.305
・2011年 36歳（楽）139試538打140安9本48点15盗 率.260
中村紀洋
・2004年 31歳（近）105試387打106安19本66点0盗 率.274
・2006年 33歳（オ）85試328打76安12本45点0盗 率.232
井口資仁
・2004年 30歳（ダ）124試510打170安24本89点18盗 率.333
・2009年 35歳（ロ）123試448打126安19本65点4盗 率.281
城島健司
・2005年 29歳（ソ）116試411打127安24本57点3盗 率.309
・2010年 34歳（神）144試554打168安28本91点9盗 率.303
岩村明憲
・2006年 27歳（ヤ）145試546打170安32本77点8盗 率.311
・2011年 32歳（楽）77試175打32安0本9点0盗 率.183
福留孝介
・2007年 30歳（中）81試269打79安13本48点5盗 率.294
・2013年 36歳（神）63試212打42安6本31点0盗 率.198
川崎宗則
・2011年 30歳（ソ）144試603打161安1本37点31盗 率.267
・2017年 36歳（ソ）42試137打33安0本4点0盗 率.241
西岡剛
・2010年 26歳（ロ）144試596打206安11本59点22盗 率.346
・2013年 29歳（神）122試497打144安4本44点11盗 率.290
青木宣親
・2011年 29歳（ヤ）144試583打170安4本44点8盗 率.292
・2018年 36歳（ヤ）127試495打162安10本67点3盗 率.327
田中賢介
・2012年 31歳（日）114試457打137安3本32点13盗 率.300
・2015年 34歳（日）134試532打151安4本66点9盗 率.284
中島裕之（宏之）※
・2012年 30歳（西）136試499打155安13本74点7盗 率.311
・2015年 33歳（オ）117試417打100安10本46点1盗 率.240
秋山翔吾
・2019年 31歳（西）143試590打179安20本62点12盗 率.303
・2022年 34歳（広）？
※中島裕之（宏之）はMLBに昇格できず。

レッズ時代の秋山　©Getty Images

日本復帰後、成績が上がった選手は意外と少ない

　これらの選手は移籍直前にはベストナインに選ばれるなど文句のつけようのない成績を上げている。だからこそMLBに移籍できたのだが――復帰後、移籍前より成績を上げたか同等レベルの選手は新庄剛志、城島健司、青木宣親の3人くらいだ。

　言い換えれば、その他の選手は移籍前より数字は下がっている。これらの選手は、キャリアのピーク時に移籍する。MLBでどんな成績を上げたかを抜きにして、帰って来る時にはピークを過ぎてしまうことが多いと言える。

　その上に、NPBよりも過酷なMLBのペナントレースを戦ううちに体力、気力を消耗してしまうことも多い。岩村明憲のように成績が急落して引退するケースもある。

　さらに言えば、2015年のフライボール革命この方、MLBとNPBの打撃はかなり違ったものになっている。1番から9番までホームランを狙うようなMLBの野球を経験した選手は、NPB復帰後、ギャップに苦しんでいる可能性がある。

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