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阪神が強いけど… 今さら聞けない主力＜野手＞マメ知識【山本加入で“猛虎ロバート”結成!? イケメン近本に天然な糸井】
posted2021/04/29 06:01
近本やサトテル、大山……首位阪神の主力選手、パーソナリティを再確認しよう！
text by
花田雪Kiyomu Hanada
photograph by
Kiichi Matsumoto
★近本光司（ちかもと・こうじ）★
外野手
背番号5
1994年11月9日生（26歳）
171cm／67kg
左投左打
NPB3年目
球界屈指の脚力で新人から2年連続盗塁王を獲得している不動のリードオフマン。2018年ドラフトでは藤原恭大（ロッテ）、辰己涼介（楽天）の「外れ外れ1位」だったこともあり、一部のメディアやファンから「1位でなくても獲れたのでは……」「そこまで左打ちの外野手に固執する必要があったのか」といった心無い声も聞かれたが、ルーキーイヤーからのタイトル獲得で周囲の雑音を吹き飛ばした。スピードを生かした広い守備範囲、小柄ながら広い甲子園でも柵越えを放てるパンチ力、さらには端正なマスクも兼ね備え、女性人気はチーム内でもトップクラス。今季は開幕から打撃面で苦しんでいるが、本来の力を発揮すればチームにさらなる勢いを与えられるはずだ。
2020年成績
試合数120 打率.293 本塁打9 打点45 安打139 盗塁31 三振61
2021年成績（4月26日時点）
試合数25 打率.230 本塁打2 打点7 安打23 盗塁5 三振14
★糸原健斗（いとはら・けんと）★
内野手
背番号33
1992年11月11日生（28歳）
175cm／78kg
右投左打
NPB5年目
メインポジションは二塁だが、三塁、遊撃も守れる上、どんな打順でもチームに貢献する頼れる男。決して口数が多いほうではないが、球団史上最速となるプロ3年目でキャプテンに就任するなど、「背中」でチームメイトを牽引し続ける。昨季は骨折により連続出場記録が「312」でストップしたが、今季は開幕から「2番・二塁」に固定されチームトップ、セ・リーグ2位の打率.354を記録（4月26日時点）。開幕ダッシュの立役者となっている。開星高校時代はスラッガーとして鳴らしたが明治大学で打撃スタイルを一新。持ち前のしぶとい打撃と選球眼、泥臭いプレーが球団16年ぶりの優勝のカギを握るのは間違いない。
2020年成績
試合数63 打率.294 本塁打3 打点20 安打64 盗塁1 三振33
2021年成績（4月26日時点）
試合数25 打率.354 本塁打1 打点10 安打34 盗塁2 三振12
★ジェフリー・マルテ★
内野手
背番号31
1991年6月21日生（29歳）
185cm／102kg
右投右打
NPB3年目
来日3年目を迎える陽気なドミニカン。エンゼルス時代には4番に起用されたこともあり、2016年にはシーズン15本塁打を放つなど長打力が最大の魅力。昨季は故障もあり、わずか29試合の出場に終わったがシーズン終盤の活躍と「日本野球に順応しつつある」ことを理由に残留。奮起が期待された今季は開幕から「3番・一塁」に座り、サンズとの助っ人コンビで本塁打＆打点を量産している。本塁打を放った後、ベンチ前で弓矢を引くポーズを取るパフォーマンス「ラパンパラ」は今や甲子園の名物。豪快な打撃とパフォーマンスの両方でチームを活性化させるムードメーカー。
2020年成績
試合数29 打率.252 本塁打4 打点14 安打26 盗塁1 三振14
2021年成績（4月26日時点）
試合数25 打率.293 本塁打6 打点14 安打24 盗塁0 三振15
