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ベイスターズ平良、古巣・巨人相手に6回2失点の力投!
巨人岡本の一発で逆転許しチーム連敗ストップならず。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/19 20:30
DeNA・平良拳太郎
<7月19日 セ・リーグ>
DeNA-巨人
この日、DeNAの先発は平良拳太郎。防御率1.08、ここまで先発した4試合では全て1失点以下という好調な投球を続けていた。平良にとって今季初の対戦となる古巣・巨人相手でも変わらぬ好投で連敗を4で止められるかに注目が集まった。
1、2回を抑え、1点リードでむかえた3回表に巨人亀井に特大ホームランを打ち込まれて2失点、逆転を許す。平良はこれが今シーズン初被弾になった。
続く3回裏、ソトの同点ホームランが巨人のリクエストでファールに覆ったが、再度打席に立ったソトがホームランを打ちなおし同点に。ベイスターズファンを沸かせる一発で平良を援護した。
その後4回表をなんとか抑えきったものの、4回裏には味方打線がわずか8球で打ち取られて再びマウンドへ。5回表の投球には疲れが見られたがここでもピンチをしのぐと、5回裏、ロペスのタイムリーで勝ち越した。
平良は6回109球を投げて2失点、苦しみながら力投を見せ、今季3勝目がかかったこの試合でも勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。
DeNAが1点リードで試合は終盤戦に突入。DeNAがこのまま逃げ切るかと思われた9回表、巨人は丸のタイムリーで同点に追いつき、続く岡本の2ランホームランで勝ち越した。逆転を許したDeNAは9回裏に追加点を挙げることができず、5連敗を喫した。