Number ExBACK NUMBER
「一番大きなものが僕の中で変わった」
劇的進化を遂げた筒香嘉智の告白。
text by
![Number編集部](https://number.ismcdn.jp/common/numberweb/v4/images/touch-icon-ipad-retina.png)
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byNanae Suzuki
posted2016/10/07 17:30
![「一番大きなものが僕の中で変わった」劇的進化を遂げた筒香嘉智の告白。<Number Web> photograph by Nanae Suzuki](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/700/img_c72d412ea306e82f0ba06d994bd9e675159537.jpg)
現役時代、打撃部門のタイトルを総なめしたことのあるラミレス監督をして「日本一になる打者。うちにいてくれて良かった」と言わしめた筒香。
筒香独特の言葉を「いかに翻訳するか?」に挑戦!
――それはいろんなインタビューでも発言しているように、「矢印が1つに揃う」というそういう感覚なんでしょうか。
「その時(4月1日)は、まだ矢印が揃う感覚はなかったんですけど、いままでとは明らかに違う感覚が自分の中でありましたね」
――それは具体的にいうと。
ADVERTISEMENT
「具体的には言えないんですよね、これは。(体の)中の問題なんで」
その後、インタビュアーの鷲田康氏が様々な質問で具体的な事例を引き出そうとするが、筒香の答えは決してぶれない。「矢印」と「中の問題」という言葉が頻出し続けたのだった。
そうしてインタビューは終了。
残された言葉は難解だった。キーワードは2つ。「矢印」と「中の問題」。これをどう読み解くか。
まるでミステリーのダイインググメッセージを解読するかのような、しかし何としても読み解きたくなる不思議な魅力が筒香の言葉には溢れていたのだった。
そして、取材を進める中でついに「筒香の言葉を“通訳”するということならできるかもしれません」と言うキーパーソンが現れる!
果たして、スラッガー筒香の打撃の秘密はどこにあるのか?
そして「矢印」の謎は解けるのか?
発売中のNumber912号「Baseball CLIMAX2016 侍スラッガー進化論」では、本人インタビュー&周辺取材でその核心に迫ります。さらに、二刀流・大谷翔平の独占インタビュー、神ってる男・鈴木誠也、ついに首位打者のタイトルを獲得した坂本勇人など、クライマックスシリーズで注目の打者たちの記事が満載です。続きは是非本誌でお楽しみください。
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)