ジェニファー・カプリアティの名言
私は、もう新しい人生を歩みだしている。過去のことはもう聞かないでほしい。
ジェニファー・カプリアティ(テニス)
'99年の全米オープンでカプリアティは、こんな言葉で涙を流した。カプリアティは、全仏オープン・ジュニアを史上最年少で制し、全米オープン・ジュニアでも優勝。'90年に13歳でプロに転向するとプロデビュー戦で、いきなり準優勝を果たす。初の四大大会となった'90年の全仏では史上最年少のベスト4進出者に。「天才少女」の名を欲しいままにしたが、その後、マリファナ不法所持、宝石万引きで逮捕されるなど「汚れた少女」へと転落した。だが、'99年に'76年の全仏で優勝したハロルド・ソロモンをコーチに迎えいれると、カプリアティはふたたび自信を取り戻す。'00年の全豪では準決勝でリンゼイ・ダベンポートにストレート負けを喫したが、観客はカプリアティの復活に惜しみない拍手を送った。
Number490号(2000/02/10)
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