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【JACOB&CO. STORIES】Vol.18:Twin Turbo ―― ジェイコブ&コーが魅せる ”正統派” ハイコンプリケーションウォッチとは――
posted2026/01/13 13:04
リリース発行企業:JACOB&CO. JAPAN
革新と芸術性を体現してきたジェイコブ&コーの歩みを、シリーズ形式でご紹介する「JACOB&CO. STORIES」。第18回では、世界初の複雑機構の組合せを成し遂げた”正統派”ウォッチに迫ります。

ジェイコブ&コーが一貫して掲げてきたのは、“Inspired by the impossible”という哲学です。それは単なる奇抜さや過剰さを競う姿勢ではありません。腕時計という限られた世界において、これまで不可能とされてきた構造や表現を、真正面から成立させてきた歩みそのものを指しています。
――腕時計のパーツとしてはあまりにも「大きく」「重たい」機構や宝石を、立体構造に仕立て上げ時計内部を周回させるという発想を実現した『アストロノミア シリーズ』
――W16やV16エンジンの構造と動作原理を、単なる意匠ではなく、実際に作動する三次元的オートマトンとして腕時計内部に再構築した『ブガッティ シリーズ』
これらをはじめ、ジェイコブ&コーは、従来の腕時計の常識や制約そのものを問い直しながら、他に類を見ない構造と表現を“成立させる”という行為そのものを、芸術として世に送り出してきました。
そうした思想のもとで築かれてきた同社の歴史の中には、革新的な表現を追求するモデル群と並び、純粋に機構としての完成度を突き詰めた、正統なハイコンプリケーションの系譜が存在します。
――その象徴的な存在が、「ツインターボ」です。
複雑機構、造形、そしてコンセプト。そのすべてを同時に進化させてきたジェイコブ&コーの歩みの中で、ツインターボは、極めて高度な機構構成を、理にかなった構造と明確な設計思想のもとにまとめ上げた、正統派ハイコンプリケーションウォッチとして位置づけられます。複数の多軸トゥールビヨンや高度な複雑機構を備えながらも、ツインターボは、決して機構の数や過剰さを誇示するための存在ではありません。
求められているのは、要素の多さではなく、それらをひとつの機械としていかに成立させるか。その一点に真正面から向き合い、高度な技術要素を統合された機構として完成させる姿勢こそが、ツインターボをジェイコブ&コーにおける正統なハイコンプリケーションの系譜へと確かに位置づけているのです。
技術力の集大成 ―― 世界初の複雑時計「ツインターボ」

ツインターボ(2018年)
ツイン3軸フライングトゥールビヨン(5~7時位置)と、ミニッツリピーター(ケース左側のゴングマーク入りスライドで起動)を同時に搭載した世界初の腕時計
2018年、ジェイコブ&コーは「ツインターボ」を発表しました。ツイン3軸フライングトゥールビヨンとミニッツリピーターを同時に搭載した、世界初の腕時計が誕生したのです。また、そのフォルムはレーシングマシーンをイメージしてデザインされ、左右に配置された2基のトゥールビヨンを明確に視認できる構成により複雑機構そのものを造形として成立させています。
「三大複雑機構」のひとつに数えられるトゥールビヨンは、1基であっても極めて高度な機構です。これが三軸構造、さらにフライング仕様となれば、設計・製造の難易度は飛躍的に高まります。ツインターボでは、その3軸フライングトゥールビヨンを左右に2基配置するという、極めて挑戦的な構成が採用されました。
さらに特筆すべきは、同じく「三大複雑機構」に名を連ねるミニッツリピーターの在り方です。従来一般的とされてきた15分単位で時刻を知らせる方式を踏襲するのではなく、その在り方を見直し、10進法で時刻を知らせるデシマル・ミニッツリピーターを採用しました。
ツイン3軸フライングトゥールビヨンとデシマル・ミニッツリピーターという、いずれも単体で成立させるだけでも困難な複雑機構を、一つの腕時計へと統合する。この前例のない構成を、破綻なく、かつ理にかなった形で現実のものとした点にこそ、ツインターボの本質と言えます。
【公式HP】ツインターボ
”世界初”の正統後継機――「ツインターボ フューリアス」への深化

ツインターボ フューリアス(2019年)

ケースバック
ツインターボの構造と思想をさらに推し進めたモデルが、2019年に発表された「ツインターボ フューリアス」です。ツイン3軸フライングトゥールビヨンとデシマル・ミニッツリピーターという中核要素を継承しつつ、そこにさらにパワーリザーブ インジケーターとモノプッシャー・クロノグラフを統合しています。モノプッシャー・クロノグラフは、スタート、ストップ、リセットを単一のプッシャーで操作する高度な機構であり、構造の簡潔さとは裏腹に、設計難易度の高い複雑機構のひとつです。
ではなぜ、ツインターボ フューリアスにはモノプッシャー・クロノグラフが加えられたのでしょうか。その鍵となるのが、このふたつの機構と同時に統合されたピットボード表示機構です。レースシーンのピットボードに着想を得たこの機構は、ラップ間のタイム差異を一目で把握できるよう表示するもので、複雑機構に明確な機能的意味を与えています。
ツインターボ フューリアスでは、モノプッシャー・クロノグラフがこのピットボード表示機構と連動し、計測と表示を一体化した構成を実現しています。これと並行して、残りの駆動時間を計測し表示するパワーリザーブ インジケーターが静かに作動し、時計全体の機能を支えています。
この進化によって、計測と表示という要素がツインターボの構造に明確に組み込まれました。
これだけの超複雑機構を搭載しながらも、それぞれが独立して主張するのではなく、ひとつの論理的なシステムとして機能している。その点こそが、ツインターボ フューリアスの完成度であり、本質です。
ツインターボ フューリアスは、「極端に複雑であることを、いかに破綻なく成立させるか」という問いに、真正面から答えたモデルと言えるでしょう。
【公式HP】ツインターボ フューリアス
共鳴する哲学 ―― ブガッティ/ワイルド・スピード
ツインターボの世界観は、時計業界の枠を超えたコラボレーションによっても体現されています。その代表例がブガッティ、そしてワイルド・スピード、それぞれとの協業で誕生したツインターボです。

ツインターボ フューリアス ブガッティ
ファスト&フューリアス ツインターボ(ファスト&フューリアス=ワイルド・スピードの原題)
ブガッティとの協業に共通するのは、単なる意匠や名称の共有ではなく、“技術とデザインの限界に挑む”というブランド哲学そのものです。ツインターボが示す、複雑さを恐れず、それを成立させる姿勢は、ブガッティのものづくりと明確に重なります。
対してワイルド・スピードとのコラボレーションモデルは、ツインターボが体現する「精度」「制御」「極限状態での安定性」という価値観を、映画という異なる領域へと接続しました。シリーズを通して描かれてきた、限界域でマシンを操り続ける世界観は、極めて複雑な機構を高精度で制御する機械式時計の思想と高い親和性を持っています。

ツインターボ フューリアス サファイアクリスタル
ツインターボ フューリアス バゲット ダイヤモンド&ルビー
こうしたコラボレーションにとどまらず、ツインターボの系譜は、素材や仕立ての面においても進化を続けています。サファイアクリスタルを用いたケース構成や、バゲットカットを取り入れた仕様など、外装や表現の領域においても、既存の枠に安住することなく挑戦が重ねられてきました。それは装飾性を高めるためだけの試みではなく、超複雑機構を内包する時計として、構造・視認性・存在感をいかに成立させるかという問いへの、ひとつひとつの解答でもあります。
”正統派”ハイコンプリケーションという現在地
ツインターボは、奇抜さや話題性を狙って生まれた時計ではありません。
世界初という確かな事実、極めて高度な複雑機構、そしてそれらを破綻なくひとつの機械としてまとめ上げる設計力。これらすべてが揃って初めて成立する、“正統派”ハイコンプリケーションウォッチです。
2018年の登場以来、ツインターボは進化を重ねながら、ジェイコブ&コーが単なる革新的ブランドではなく、本質的な時計製造力を備えたメゾンであることを示してきました。なかでも「ツインターボ フューリアス」は、その現在地を明確に示す存在であり、ひとつの到達点と言えるでしょう。そしてツインターボは同時に、ジェイコブ&コーが次なる“不可能”へと踏み出すための、可能性を内包したモデルでもあります。
しかし、それは決して終着点を意味するものではありません。
到達点であるということは、同時に、次なる“不可能”へと挑むための入口であるということでもあるのです。
*Next Chapter*
【JACOB&CO. STORIES】Vol.19:ゴッサムシティ――ジェイコブ&コーが描く、“バットマン”という設計――
【The Latest|新たな一歩】
ジェイコブ&コーは、絶えず進化を続けています。
ここでは、ジェイコブ&コーの最新の動きをお届けします。
エピック X スポーツのブレスレット仕様が銀座ブティックへ入荷

エピックX スポーツ(ブルー×ネオンイエロー)
エピックX スポーツ(ブラック)
ジェイコブ&コー銀座ブティックに、「エピックX スポーツ」ブレスレット仕様が日本初入荷いたしました。
ブルーPVD、ブラックPVD──それぞれ異なる表情を纏ったブレスレットを備える2モデルが、スポーティさとエレガンスを高次元で融合させた佇まいで登場します。洗練されたケースデザインと一体化するブレスレットがもたらすのは、力強さの中に漂う、えも言われぬ高級感。
いずれのモデルも数量に限りがございますため、ご興味をお持ちの方は、下記の来店予約よりお早めにご予約ください。
【公式HP】エピックX スポーツ

◆JACOB&CO.銀座ブティック
〒104-0061 東京都中央区銀座6-7-9丸喜ビル1階
営業時間11:00~20:00
Tel:03-6281-4777
Email:info@jacobandco.jp
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◆JACOB&CO.について
1986年に設立。当初は高級ジュエリーを取り扱い、宝飾業界で高い地位を確立し、2002年に時計業界へ本格的に参入しました。世界中のセレブリティを中心に一世を風靡したファイブタイムゾーンウォッチから始まり、これまで不可能と言われてきた複雑機構「アストロノミア」、「ツインターボ」、「ブガッティ シロン」などの開発に成功し、時計業界に技術革新を起こし続けています。現在、ジェイコブは超高級車メーカー「ブガッティ」やサッカー界のスター選手「クリスティアーノ・ロナウド」などとパートナーシップ契約を結び、「不可能を可能に」というコンセプトのもと革新的な作品を生み出し続けています。スイス最高峰の時計製造技術と宝飾業界で培った高い芸術性とノウハウを兼ね備え、時計業界の最先端を行くブランドとして、世界中で多くのファンを魅了し続けています。
◆JACOB&CO. STORIESについて
2022年4月、JACOB&CO. JAPAN(代表取締役 福田魁)が設立されました。
今年、設立から3年目という節目を迎えるにあたり、改めてブランドの軌跡を深く掘り下げ、その本質に迫る連載企画「JACOB&CO. STORIES」を始動します。
本企画では、ブランドの創業から現在に至るまでの歴史、世界的なパートナーシップ、そして珠玉の現行コレクションを、全24回にわたってご紹介予定。
なお、本連載は毎月第2・第4月曜日に公開を予定しております。
ジェイコブ&コーの軌跡を、定期的にお届けしてまいります。
*Archive*
Vol.1:ブランドの原点──ジェイコブ・アラボ、ブランド誕生の物語
Vol.2:“ジュエラーの反逆”──スイスに拒まれた男が作った革命のタイムピース
Vol.3:新章開幕──ファイブタイムゾーンから“機械芸術”へ、Jacob & Co.革命の瞬間
Vol.4:ブランドの現在地──時計を超えて芸術へ、Jacob & Co.が描く革新の形
Vol.5:“唯一無二”の共鳴──時計の概念を超えて広がるJacob & Co.の世界観
Vol.6:世界のセレブが夢中になるジェイコブ&コーの真価──“本物”の証は腕元に宿る
Vol.7:JACOB&CO.のラグジュアリー革命──時計を超えた究極のライフスタイルとは
Vol.8:Epic Xの革新譚──ラグジュアリーの再定義、“X”が導く革新
Vol.9:“X”が象る魂と構造──スケルトン、ブリッジ、CR7が紡ぐエピックXの真髄
Vol.10:“X”が切り拓く美と革新──拡張し続けるエピックXの表現領域が導く、ラグジュアリーの新たな地平
Vol.11:アストロノミアという革命児──宇宙を凝縮した“心を奪う回転機構”。その先に待つものは──。
Vol.12:アストロノミアの深化──10分から1分、三次元から四次元へ。その先に広がるものは──。
Vol.13:広がる宇宙空間──アストロノミアが出会う、技術と芸術の未踏領域とは何か──。
Vol.14:The World Is Yours ―― “世界はあなたのもの”に込められた想いとは――。
Vol.15:JACOB&CO. for BUGATTI ―― 世界一同士が惹かれ合う理由とは――。
Vol.16:ゴッドファーザーウォッチ――イタリアの首領が纏う“時の美学”とは
Vol.17:パレイシャル クラシック――クラシックの異端、ジェイコブ&コーの異端
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