#614

記事を
ブックマークする

繰り返される採点不祥事。振り回される選手たち。

2009/03/08

 アテネ五輪での採点ミスをきっかけに、体操界が改革に乗り出した。国際体操連盟(FIG)のブルーノ・グランディ会長が10月9日に都内で会見して新採点規則の導入を提案すると明らかにしたもので、早ければ来年の世界選手権から暫定的に実施される可能性もある。

 アテネ五輪の個人総合では梁泰栄(韓国)の平行棒の採点の際に、本来なら10点満点の構成を9・9点で採点してしまい、その結果、2位のポール・ハム(米国)が金メダルを獲得した。また、種目別決勝では観客のブーイングでロシアのネモフの得点が変更されるなど、大きな批判を浴びたのは記憶に新しい。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事