アテネ五輪での採点ミスをきっかけに、体操界が改革に乗り出した。国際体操連盟(FIG)のブルーノ・グランディ会長が10月9日に都内で会見して新採点規則の導入を提案すると明らかにしたもので、早ければ来年の世界選手権から暫定的に実施される可能性もある。
アテネ五輪の個人総合では梁泰栄(韓国)の平行棒の採点の際に、本来なら10点満点の構成を9・9点で採点してしまい、その結果、2位のポール・ハム(米国)が金メダルを獲得した。また、種目別決勝では観客のブーイングでロシアのネモフの得点が変更されるなど、大きな批判を浴びたのは記憶に新しい。
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