米国男子に新星が現れた。17歳のイリア・マリニンは4月の世界ジュニア選手権のショート、フリー、総合点で、ジュニアの世界記録を更新。圧巻の優勝を果たした。
「2年前に世界ジュニア選手権に出てから、自分に足りないものすべてを磨き直してきました。今日は力を発揮することができました」
マリニンが注目を浴びたのは今年1月の全米選手権。ショートで2本、フリーで4本の4回転を成功させ、300点超え（参考記録）でネイサン・チェンに次ぐ2位に。シニアでの実績がないことから北京五輪の代表に選ばれず、論争が起きた。世界選手権は力んで9位となったが、世界ジュニア選手権では真価を示した。
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