#998

記事を
ブックマークする

異例尽くめの高校生獲得に見る、 横浜FMの貪欲なマネジメント。

2020/03/06
1月の高校選手権で10番をつけチームを牽引した樺山。宮崎キャンプ中には徳島との練習試合でゴールを決めた。

 J1連覇を狙う横浜F・マリノスが独自の視点、固有の物差しで着々と常勝軍への足場を固めている。

 超攻撃的な戦い方をはじめ、とにかく常識や慣習に縛られない。オフの補強もそうだ。昨季は攻撃の始点にもなるGKを求め、J2でのプレー経験すらなかったパク・イルギュを獲得し大当たり。今季もJ2のクラブから計5人の選手を引き抜いている。

 過去の実績やカテゴリーよりも潜在能力を含め、チーム戦術にフィットする人材かどうか。そこに評価の基準がある。そうした方針は即戦力の補強だけに留まらない。

 去る2月11日、現役高校生3人の来季入団が内定――との発表があった。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by AFLO

0

0

0

前記事 次記事