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リングシューズを脱ぐ革命戦士、 長州力が22年前に語った引退論。 ~右腕を真っ直ぐ伸ばす自信とは~

2019/06/07
'00年7月、大仁田との現役復帰戦での長州。WJプロレス旗揚げや新日本再復帰を経て、2度目の引退を決意した。

 ジャイアント馬場、アントニオ猪木の時代に風穴を開けた“革命戦士”長州力が、令和元年の初夏、「しんどくなった!」と体力の衰えを理由に、レスリングシューズを脱ぐことになった。

 自らの入場テーマ曲を大会名に、6月26日、東京・後楽園ホールで引退興行『POWER HALL 2019』が開催される。

 その長州は、越中詩郎、石井智宏とトリオを組み、藤波辰爾、武藤敬司、真壁刀義組との6人タッグマッチで45年間のプロレス血風録に幕を下ろす。

「もう馬場、猪木の時代じゃないぞ。鶴田、藤波、天龍、俺たちの時代だ!」

 1985年8月5日、ジャパンプロレス主催の大阪城ホール大会でマイクアピールしたギラつく勇姿は、あまりに鮮烈だった。

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photograph by AFLO

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