ジャイアント馬場、アントニオ猪木の時代に風穴を開けた“革命戦士”長州力が、令和元年の初夏、「しんどくなった!」と体力の衰えを理由に、レスリングシューズを脱ぐことになった。
自らの入場テーマ曲を大会名に、6月26日、東京・後楽園ホールで引退興行『POWER HALL 2019』が開催される。
その長州は、越中詩郎、石井智宏とトリオを組み、藤波辰爾、武藤敬司、真壁刀義組との6人タッグマッチで45年間のプロレス血風録に幕を下ろす。
「もう馬場、猪木の時代じゃないぞ。鶴田、藤波、天龍、俺たちの時代だ!」
1985年8月5日、ジャパンプロレス主催の大阪城ホール大会でマイクアピールしたギラつく勇姿は、あまりに鮮烈だった。
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