意地と実力を見せつけた。3月3日に秋田たざわ湖スキー場で行なわれたフリースタイルスキーW杯男子モーグルで、堀島行真(中京大)が平昌五輪の金銀銅メダリストを抑えて優勝。4日のデュアルモーグル(非五輪種目)も制してW杯3連勝を飾った。
決勝2回目の転倒で敗退した平昌五輪の悔しさをぶつけた。3日のモーグルでは、第1エアで「グラブつきコーク720(軸をずらした2回転)」に初挑戦。自身が持つ最高難度技の「ダブルフルツイスト(後方伸身1回宙返り2回ひねり)」を封印しながらも、グラブをつけたことで加点をもらう。
続く第2エアの「コーク1080(軸をずらした3回転)」も成功し、エアは全選手の中でトップの18.60点。合計91.03点の高得点で後続にプレッシャーを与えると、平昌五輪金メダルのミカエル・キングズベリー(カナダ)はエアで小さなミスを犯して2位にとどまり、堀島が優勝した。
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