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オリンピックと南北コリア。～合同チームの開会式は肯定、競技参加は否定という冷静な韓国市民～

2018/02/16

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　2002年の9月18日。新潟。在日3世のJリーガー、安英学にインタビューした。同7日に北朝鮮代表としてソウルで韓国代表と対戦、その経験を語ってもらうためだ。

　前日の「小泉訪朝」で北朝鮮側は「拉致被害者8人死亡」といきなり発表した。これはキャンセルかな、と覚悟したら、このときはアルビレックス新潟、のちに柏レイソルや横浜FCなどに在籍する好漢は約束の場所にいた。「きのう重いニュースがあったんで」。自分で切り出した。

　印象に残る一言があった。

　同年のW杯日韓大会のあいだ「赤いユニフォームを着てテレビの韓国を応援しました。理由なんかありません」。

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