6月にフィンランドで開催される第2回女子アメリカンフットボール世界選手権のアメリカ代表に、「BettySUZUKI」と呼ばれる女性が選ばれた。彼女の本名は、鈴木弘子。今年9月で49歳になる、浅草生まれの生粋の日本人だ。東京のスポーツジムで働いていた鈴木が、アメフトと運命の出会いを果たしたのは30歳の時。友人に誘われ「お稽古感覚」で始めた瞬間から、豪快かつ緻密なこの競技の虜になる。
米国プロリーグのトライアウトを受けるため、つてもないまま単身渡米したのは2000年のこと。その日から現在に至るまで、幾つものチームを渡り歩いてきた。
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photograph by Tsutomu Kishimoto