タイガー・ウッズの全米オープン欠場は、単に大会をひとつ休んだだけという次元ではなく、様々な余波を感じさせる。
欠場の理由は「今年のマスターズで左膝とアキレス腱を痛め、それが完治していない」というもの。
確かに、ウッズは左膝に持病があり、2008年にはその手術のために全英オープン、全米プロなどを欠場している。
だが、今回の欠場は、'95年以来、全米オープン16年連続出場という記録が途絶えたということに留まらない。
むしろ、30代半ばを迎えたウッズが下降線を辿っていることが鮮明になった、という意味合いの方が強いだろう。
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photograph by Taku Miyamoto