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「大谷翔平はなぜすごいのか」「たった3文字なんですけど…」2023年WBCで共闘した“投げる哲学者”今永昇太の分析結果は「試合後は必ず…」 

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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photograph byNaoya Sanuki

posted2026/10/16 06:01

「大谷翔平はなぜすごいのか」「たった3文字なんですけど…」2023年WBCで共闘した“投げる哲学者”今永昇太の分析結果は「試合後は必ず…」<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

2023年のWBCで優勝を決め、牧と抱き合う今永

「大谷選手はなぜすごいのか。“すごい”というとたった3文字なんですけど、なぜ“すごい”のか、わずかの期間ですが少し理解できたような気がします。大谷選手は、野球に対して雑なところが一切ないんです。試合後は必ずウェイトをやってコンディションを整え、食生活も含め規則正しく日々を過ごしている。あのレベルの選手がそれをやっているところは本当に参考になりましたね。

「生きていく上でその姿は参考になった」

 そしてダルビッシュさんは技術など本当に素晴らしい選手なんですけど、野球うんぬん以上にマインドに感銘を受けました。ダルビッシュさんの年齢や実績を鑑みれば、自分の意見が通る立場なのに、日本代表のときはそれを一切しないんです。あの人はすごいからなにをやってもいいんだって行動を絶対にしない。むしろダルビッシュさんにしかできないことをチームのためにやる。僕が生きていく上でその姿は参考になったし、自分のチームに落とし込まなければなって。大谷選手しかり、あのレベルの選手たちがこれだけやっているんだから、自分はどこで勝負すればいいのか考えさせられました。あの人たちにはない自分の長所を生かし、上回っていかなければと気づかされましたね」

 野球人として、そして人間としてインスパイアを受けた今永。“投げる哲学者”と呼ばれる男は、WBCでの経験によりそのフィロソフィーをより深いものにしたことだろう。

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 今永に関し、ひとつ気になることがある。日本に戻ってきたときメディアに「アメリカの打者に対して、自分のボールが通用した瞬間があったとは思えない」と語っていたが、将来的なMLB挑戦を公言している今永にとって、その言葉の真意はどこにあったのだろうか。

【次ページ】 バウアーは「これ以上ない教科書」

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