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核心にシュートを!BACK NUMBER
観客は…まさかのわずか2000人!? バスケW杯最終予選…現地取材記者がサウジアラビアで見た“意外なシーン”とは?「サッカーでは見なかった光景が…」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byFIBA
posted2026/08/29 06:50
サッカーが人気の中東ということもあり、会場はまさかのガラガラ。一方で、現地では他のスポーツでは見られない「予想外のシーン」も?
――結果的に相手の5番の選手は、そこまで目立った活躍がありませんでしたね。
「前半終了時点でわずか6得点ですから、馬場選手が完全に抑えきったといっていいですね。しかも、各選手がコートに立っていた時間だけのスコアの推移を表す「+/-」というデータがあるのですが、馬場選手の数値は両チームトップの+36でした。馬場選手自身の得点はわずか2点でしたが、この数値は彼の守備がいかに効いていたのかを物語ります。彼は陰のMVPですね」
――スゴい数字ですね。
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「ちなみに日本は7月のW杯予選では、ラクマンのようなウイングの選手への守備が十分ではなかったという反省もあったようで。馬場選手が休んでいた時間帯は宇都宮ブレックス所属で、Bリーグでもトップの守備力を誇る高島(紳司)選手が起用されていましたが、高島選手のメンバー入りも、そういった反省からだったようです」
――ディフェンス面はそういった準備が奏功したんですね。
「もう1人のキーマンは相手センターで12番を背負うモハメド・アルシュワレム選手でした。彼も前半は8得点だったのですが、そこへの守備でも工夫があったようです」
――どんな工夫があったんでしょうか?
「日本はジョシュ・ホーキンソン選手がマッチアップしたのですが、相手がアルシュワレム選手にボールを集めて攻めてきたとき、ホーキンソン選手のファウルがかさむのは怖い。そこで、アルシュワレム選手にボールが入ったときには、他の選手も守備でヘルプに来られるような準備を追加でしていたそうです。
結果的にその作戦が活きましたね。前半途中からそうした戦術も取り入れ、八村選手をはじめ、複数の選手がアルシュワレム選手へのパスをカットしたり、とてもよく機能していました」
タイトなディフェンスに対して「裏をつく」
――オフェンス面はどうでしたか?
「後半になってからは、ボールを持っていない選手がディフェンスのすき間を素早く通り抜けてゴール近くへ走り込む『カッティング』が目立ちましたよね」
――3Qには河村選手からカッティングした八村選手へ良いパスが出たシーンもありました。
「河村選手も『相手はかなりタイトなディフェンスをしてきていたので、裏をつくことで相手のディフェンスも難しくなるかなと思っていました』と証言していました。また、『ハーフタイムでバックカットをもっと入れていこうという話をしていたので、そこで作戦が上手くいって、その後もスムーズに自分たちの流れでバスケットができたのかなと思います』とも言っていましたね」

