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りくりゅう婚約発表「いずれそういう日が来ると思っていた」コーチが今明かす、三浦璃来と木原龍一“本当の関係性”《ブルーノ・マルコット独占インタビュー》 

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田村明子

田村明子Akiko Tamura

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posted2026/08/25 11:03

りくりゅう婚約発表「いずれそういう日が来ると思っていた」コーチが今明かす、三浦璃来と木原龍一“本当の関係性”《ブルーノ・マルコット独占インタビュー》<Number Web> photograph by AFLO

ブルーノ・マルコットコーチが語る、三浦璃来と木原龍一の関係性とは

ブルーノ氏が見てきた“りくりゅうの関係性”

 彼らを指導していた当時から、ブルーノコーチは二人は私生活でもパートナーであることを知っていたのだろうか。

「正直に言うと、特にそういう話をしたことがなかったんです。リンクに来るときは、二人の個人的な関係を言動で見せたことはなく、アスリートとしてその日のトレーニングに向けての気持ちの準備が出来ていて、すごい集中力がありました。でも彼らはいつも、お互いに対する全面的なサポート意識と信頼関係がありました。だからスケートのパートナー以上の関係だったとわかっても全然驚きはしませんでした」

 多くのペアを指導してきたブルーノコーチは、色々な形のペア関係を見てきた。

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「ペアやアイスダンスで、カップルが誕生することは珍しくはないです。その一方で、恋愛関係ではなく、まるで兄妹のような家族のような信頼関係を築くペアもいます。そして中には、お互いが我慢ならないけれど、やむなく一緒に練習しているという組もいる(笑)。大概はこの3パターンに入ります」

筆者が確信を持った“木原のある言葉”

 実は筆者は個人的に、二人は特別な関係なのだろうなと確信を持った瞬間があった。2024年のスケートアメリカで、新SP「黒く塗れ」を披露した時のことである。初めて彼らの振付をしたシェイリーン・ボーンは、このプログラムに「輪廻」というテーマを与えたのだと語った。

 後半のステップの部分を木原は、「生まれ変わるときに、(それまで)一緒にいた人とは一緒に生まれ変わってこない。それでもぼくたちは、いろんなものが邪魔してくるんですけど、それと戦いながら、一緒に生まれ変わるために走り抜けている。払いのけている、戦っている、生まれ変わるために突き抜けていく。そういうイメージです」と説明した。その彼に「実際に生まれ変わってもまた二人で滑りたいと思いますか?」と問いかけると、木原は少し照れ笑いをしながらも一瞬もためらうことなく、「そうですね。璃来ちゃんしかきっとぼくのベストパートナーいないので」と答えた。

 おそらくシェイリーンも当時、すでに二人の特別な絆をわかっていた上でこのプログラムを振り付けたのではないだろうか。このプログラムでミラノオリンピックに挑み、個人戦では衣装で手が滑ってリフトを失敗するという大きな試練に見舞われた。だがおそらくあのミスがあったからこそ、フリーであの迫真の演技を滑り切り、二人の特別な絆を世界の前で見せてくれた。

 2月のオリンピック優勝から半年後の婚約発表は、想像していたよりも早かった。だが4月には招待された園遊会に出席する前に、「けじめ」として競技引退をきちんと発表した彼ららしく、さっぱりと潔い決断だったと感じる。

「タイミング的に、ベストだったと私は思います」とブルーノコーチ。「彼らは競技から引退して、人生の第二章に進むところです。新しい人生のスタートを切るのに、最高のタイミングだったのではないでしょうか」

【次ページ】 “公私ともにカップル”だからこそ…

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