【ソフトバンク】
1.（二）ダウンズ2試7打3安0本0点0盗 率.429 OPS.985
2.（右）柳田悠岐3試12打1安0本1点0盗 率.083 OPS.237
3.（三）栗原陵矢3試13打1安1本1点0盗 率.077 OPS.385
4.（一）山川穂高3試12打6安3本6点0盗 率.500 OPS1.917
5.（指）近藤健介3試11打6安1本3点0盗 率.545 OPS1.674
6.（遊）今宮健太3試10打5安1本1点0盗 率.500 OPS1.300
7.（左）正木智也3試9打2安0本1点0盗 率.222 OPS.633
8.（捕）甲斐拓也3試9打1安0本0点0盗 率.111 OPS.222
9.（中）周東佑京3試9打2安0本2点1盗 率.222 OPS.422
川瀬晃（内）1試4打2安0本0点0盗 率.500 OPS1.000
緒方理貢（外）3試0打0安0本0点0盗 率.000 OPS.000
川村友斗（外）3試0打0安0本0点0盗 率.000 OPS.000
笹川吉康（外）1試0打0安0本0点0盗 率.000 OPS.000
牧原大成（二）2試0打0安0本0点0盗 率.000 OPS.000

　ソフトバンクはポストシーズンでまだ3試合しか戦っていない。実戦経験が少ないが、シーズン終盤に近藤健介と周東佑京が故障で戦線離脱していた。また柳田悠岐も復帰して間がなかった。空いた時間は彼らが戦列に復帰する時間的猶予となった。筆者はみずほPayPayドームで観戦したが、ソフトバンクの試合運びにはゆとりが感じられた。

　シーズン後半で加入した新外国人のジーター・ダウンズが攻守に溌溂としたプレーでリードオフマンとしての働き。柳田、栗原は当たりが止まっているが、山川、近藤、今宮が絶好調で日本ハムを圧倒した。

戦線復帰した近藤の安定した打撃はホークス打線に厚みをもたらす　©Hideki Sugiyama

　DHのない1、2、6、7戦では正木に代わって近藤が左翼を守るだろうが、打線としては盤石だろう。控えにも牧原大成、CSでは出番のなかった中村晃と大舞台で豊かな経験がある選手がいる。層の厚さでは、ソフトバンクが一枚上手だろう。

DeNA先発陣は5人がそろう…ホークスは？

〈投手陣〉
【DeNA】
・先発
ジャクソン2試2先1勝1敗11.3回 率5.85
ケイ2試2先1勝0敗9.1回 率0.96
大貫晋一1試1先1勝0敗6.2回 率1.35
東克樹1試1先0勝0敗4回 率0.00
濱口遥大1試1先0勝0敗4回 率0.00
吉野光樹1試1先0勝0敗3回 率3.00
・救援
坂本裕哉6試0勝0敗0S 5H 3.1回 率0.00
伊勢大夢5試1勝0敗1S 2H 6回 率0.00
山﨑康晃4試1勝1敗0S 2H 4.2回 率2.45
中川颯3試0勝0敗0S 2H 3.1回 率0.00
堀岡隼人3試0勝0敗0S 1H 3回 率0.00
佐々木千隼2試1勝0敗0S 1H 2回 率0.00
森原康平4試0勝0敗4S 0H 4回 率9.00
ウェンデルケン4試0勝0敗0S 0H 3.2回 率9.00
上茶谷大河1試0勝0敗0S 0H 1回 率9.00

　シーズン後半から制球力が良くなったジャクソン、ケイ、大貫に戦線復帰した東、濱口までが先発陣と言えよう。ジャクソンが失点したがいずれも6回程度は投げることができる。

　救援では坂本が5ホールドと大活躍。伊勢、山﨑に加えて中川、堀岡、佐々木の移籍組が良い働きをしている。クローザーの森原は一度救援に失敗しているが、層の厚い救援陣だと言えよう。

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