今年結婚…交際は現役時代の2018年から

今年7月には俳優の辻本祐樹との結婚を発表した。テレビドラマ『3年B組金八先生』（TBS）や、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』などにも出演した演技派俳優とのゴールインは、驚きをもって迎えられた。二人が交際を始めたのは、加藤が女子プロ野球でプレーしていた2018年からだという。

――女子プロ野球時代から、人生設計として結婚というイメージは思い描いていたんですか？

加藤　そうですね。夫とは結婚を見据えてお付き合いしていました。なので、女子プロ野球のリーグがもしあの後も続いていたら、現役中でも結婚したいなと思っていましたね。当時はリーグで結婚している選手は誰もいなかったんです。だから高校生の子とかに「結婚しちゃいけないんですか？」と聞かれたことも（笑）。「そんなことないよ」って答えていたんですけどね（笑）。

――5年間の交際に至りますが、そもそもどんな出会いだったんですか？

加藤　実は私、高校生の時に歴史がすごい好きで。特に幕末とか新選組とかが好きな“歴女”だったんです。それで、今の夫が当時その新選組のドラマに出ていてちょっとファンになって、舞台とか一人で見に行ったりしていたんですよ。

――それは意外です。じゃあ最初は「私、ファンなんです！」というところから始めて？

加藤　大人になって、私もプロに入って何年かした頃にお互い知り合うきっかけがありまして。「舞台とか見に行ってました」という話をして、それをきっかけに舞台に招待してもらったりと交流が始まってお付き合いを始めた、という感じでした。

実は、加藤が出場する試合を辻本が見に来ていたこともあったとか。プロ野球選手ならではの交際エピソードやプロポーズ秘話、そして「彼に出会って考え方が変わった」という結婚生活とは――。〈つづく〉

#3に続く

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