「シンジくんにお願いしたらW杯の解説でつけてくれて…」小野伸二の妻・千恵子さんが明かす大型犬ラウエと、ネクタイの幸福な関係

　昨年のカタールW杯で、日本代表は強豪スペイン代表に先制されながら後半の2得点で逆転というジャイアントキリングを成し遂げ、決勝トーナメント進出を果たした。「堂安の“あそこは俺のコースなんで”」、「三笘の1mm」という記憶に残る2点が誕生したこの試合の解説をつとめたのが元日本代表の小野伸二だった。

　小野は試合後、スタジアムをバックにしたジャケットに“サムライブルー”のネクタイを締めた自身の写真をコメントとともにインスタグラムにアップした。

「スペイン戦の解説で着用したこのネクタイ

　実は奥さん　@chieko_0605 が『犬とその家族のため』のブランド

　@lauw_tokyo として始めます。

　歴史を作った縁起の良いネクタイ

　良かったら覗いてみて下さい」

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　小野の妻である千恵子さんは昨年のクリスマスに「犬とその家族のためのブランド」であるLAUW（ラウー）を立ち上げたが、発売前に小野にネクタイをわたしていた。

「シンジくんに、これ、どこかでつけてくれないってお願いしたら、W杯のスペイン戦で解説を務めさせていただいたときにつけてくれて。試合の後、ネクタイを締めた写真に『＃スペインに勝利』『＃縁起の良いネクタイ』とつけてインスタにあげてくれたんです」

なぜ、大型犬のためのブランドを立ち上げようと思ったのか

　なんとも幸先のいいスタートを切ったLAUWは、犬のイラストがプリントされたオリジナルのシルクでつくったスタイやタイ、ポシェットなど、日本にはまだ種類があまりない大型犬のアイテムを展開している。さらに同じデザインで人間用のグッズも揃えているので、飼い主とのお揃いコーデも可能だ。

@toratoyagi_111

　だが、LAUWの目的はその先にある。売り上げのうち、できるだけ多くの金額を犬の保護施設や学習介在犬のNPOや一般社団法人などに寄付することを目指しているのだ。LAUWを通じて犬も人も幸せにしたい、というのが千恵子さんの想い。

　大型犬のためのブランドを立ち上げようと考えたのは2年ほど前になる。

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