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大谷翔平に「二刀流の天才」「またも偉業」と称賛の数々 ホームスチールに42号ホームラン、右手首にボールが当たってもスゴい〈Weekly SHOTIME〉
posted2021/09/01 20:00
相手のマークこそ厳しくなっているが、要所の本塁打にホームスチールなど大谷の「ショウタイム」は続いている
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は31日（日本時間9月1日）のヤンキース戦で今季22個目の盗塁をホームスチールで成功させるなど驚愕の俊足を披露した。この試合と8月後半の活躍ぶりを改めて振り返ってみよう。
＜17日 vsヤンキース＞
4打数0安打2三振
＜18日 vsタイガース＞
3打数1安打1盗塁
＜19日 vsタイガース＞
打：4打数1安打1本塁打1打点
投：8回8奪三振1失点（8勝目）
＜20日 vsタイガース＞
3打数2安打1打点
＜21日 vsインディアンス＞
4打数1安打
＜22日 vsインディアンス＞
4打数0安打
＜23日 vsインディアンス＞
2打数1安打1盗塁
＜25日 vsオリオールズ＞
4打数1安打
＜26日 vsオリオールズ＞
打：4打数0安打
投：5回7奪三振4失点
＜27日 vsオリオールズ＞
2打数1安打1本塁打1打点
＜28日 vsパドレス＞
4打数0安打
＜29日 vsパドレス＞
4打数0安打1盗塁
＜31日 vsヤンキース＞
4打数1安打1本塁打1打点
＜1日 vsヤンキース＞
2打数0安打2盗塁
＜今季ここまでの成績＞
打：127試合446打数117安打42本塁打90打点22盗塁 打率.262
投：8勝1敗105回127奪三振 防御率3.00
オールスター後、明らかに相手バッテリーの警戒度が上がる中で、大谷は勝負を避けられる四球が増えている。際どいコースへの配球が増えたため、無安打に終わる試合も多いものの、ここ一番で見せるパワーとスピードは相変わらずだ。特に19日のタイガース戦ではMLB初の完投も期待できるほど8回1失点の好投を見せると、打者としては自らを助ける40号ソロ本塁打で8勝目をもぎ取った。
その後は少々バットが湿ったものの、27日のオリオールズ戦で41号本塁打。この打球角度は「45度」と、ホームランになりやすい角度として定説となっている26～30度から大きく外れたフライボールでスタンドに叩き込む“外れ値”ぶり。米テレビ局「NBC」は「二刀流の天才はア・リーグの全球場でホームランを叩き込んだ」とこの一撃を称えている。
