中島翔哉の名言 

167cm、62kg。日本でも「小柄」とされる中島だが、その体は分厚く、ゴツい。Jリーグでプレーする頃から海外挑戦を視野に入れていたテクニシャンは、日々のフィジカルトレーニングを欠かさなかった。「（筋肉をつけると）逆にスピードが落ちるんじゃないかとか、そんなイメージがあるかもしれませんが、ちゃんとやっていれば問題ない」と自己流の筋トレで鍛え上げてきた。自分よりも大きい選手とぶつかっても倒れない強い体があれば、プレーに余裕が生まれ、大事な局面で技術を魅せることができる。すべては大好きなサッカーを存分に「楽しみたい」からだ。この8月23日で26歳になる“サッカー小僧”は、これからも歩みを止めずに進化し続ける。

Number905号(2016/06/30)