ロッテ監督を務めた一義、功児。

5番　山本一義（左翼手1961-1975）
1594試合4846打数1308安打
171本塁打655打点22盗塁 打率.270

　1961年に広島入団。左打の外野手として打率3割を2回、ベストナイン2回。山本浩二が入団後は揃って中軸を打つ。広島初優勝の年に引退。ロッテ監督も務める。

6番　山本功児（一塁手1976-1988）
1217試合2523打数699安打
64本塁打369打点13盗塁 打率.277

　長身の左打者。1976年に巨人入団後は王貞治の控えの一塁手だった。シュアな打撃で知られ、のちロッテに移籍して3割を打つ。一義と同じく、引退後はロッテ監督を務めた。

7番　山本八郎（右翼手1956-1967）
1204試合4120打数1100安打
113本塁打474打点163盗塁 打率.267

　東映時代は捕手。けんかっ早い性格で、「ケンカ八」の異名をとる。のち打撃を活かすために一塁手、外野手になる。近鉄に移籍後にキャリアハイの22本塁打。サンケイでもプレーした。

遊撃手には巨人の泰寛を抜擢。

8番　山本哲也（捕手1953-1964）
854試合1655打数341安打
12本塁打109打点29盗塁 打率.206

　阪神の名捕手。村山実、小山正明など大投手の球を受ける。好リードと強肩で鳴らした。引退後は阪神のコーチ。2019年に他界した。

9番　山本泰寛（遊撃手2016-）
186試合423打数99安打
3本塁打22打点5盗塁 打率.234

　遊撃手がやや手薄なので、ここは現役の巨人・山本泰寛を抜擢する。内野のユーティリティ。2019年は92試合に出場し、しぶとい打撃も見せた。

　なおこのチームには「チーム鈴木」の尚広と同様に、足のスペシャリストがいる。

代走　山本公士（外野手1964-1970）
645試合325打数69安打
1本塁打17打点103盗塁 打率.212

　捕手・山本哲也の弟で、阪急の駿足の外野手。1966年は、規定打席未達ながら盗塁王をとっている。

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