日本最大のプロレス総選挙、結果発表。
現役最高のレスラーは……内藤哲也に!!

「あなたが考える現役最高のレスラーは誰ですか？」

　日本のリングで戦ったことのある全ての現役レスラーを対象に、4月から2カ月の投票期間で繰り広げられた「Numberプロレス総選挙」。

　投票総数3万5484票（1人につき1～3位まで投票可能。1位＝3ポイント、2位＝2P、3位＝1Pで集計）、大きな盛り上がりをみせた選挙の結果が7月10日発売の「NumberPLUS プロレス総選挙TOP100発表」号で明らかになった。

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　見事1位を獲得、「現役最高のレスラー」として表紙と巻頭記事を飾るのは、“制御不能のカリスマ”内藤哲也選手（新日本プロレス）だ。2年前、Number882号で行われた新日本プロレス所属選手限定の選挙では12位、今年3月にテレビ朝日系で放送された「プロレス総選挙」（レジェンドレスラーを含むオールタイムの投票でベスト20を選出）でもランク外だったが、今回の選挙では、中間発表段階から圧倒的なファンの支持を受け、1度も首位を明け渡すことなく「完全勝利」となった。

テレビでのプロレス総選挙では……ショックを受けた。

　同号のインタビューで内藤選手はその胸の内を明かしている。

――まずはおめでとうございます。

「ありがとうございます。素直に嬉しいです。前にも選挙ありましたよね。あの時はトップテンにも入れませんでしたし。

（テレビ朝日の『プロレス総選挙』は）遠征先のホテルで見てたんですけど、ものすごく悔しかったですね。確かに往年のレスラーがいて、今がある。僕がやっていることって、今会場に来てくれている方々には伝わっていても『昔プロレス好きだったんだよね』ぐらいの人には全然届いていないんだな、とすごくショックを受けました」

【次ページ】　その生い立ちから転機となったメキシコ遠征まで……。