良い意味でリラックスしている香川。

　個人的に印象に残ったのは、誰が点を獲るかよりも勝つためにチームとして点を獲ることが大事だと香川が訴えていたこと。ドルトムントでも多くのゴールに絡んでいる今の香川は、良い意味でリラックスしているように感じる。

　チームの攻撃が機能するようなプレーをすれば、自然と自分にもチャンスが回ってくるという確信があるからだろう。「金持ちケンカせず」という格言ではないが、コンスタントにゴールに絡めているときにはゴール前でも良い判断が出来るもので、力まずに味方を活かすプレーが出来るし、自然とチャンスでパスが回ってくるものなのだ。

　果たして、そんな良い状態の香川は、カンボジアとの試合でどのようなプレーを見せるだろうか。