若手選手育成に関わる某氏が、開幕に向けた集中練習のため若い選手を連れて中国へ出かけると聞き、驚いた。氏は言うのだ。
「中国へ行った方が安くあがるんです」
アジア地区で国際級レーシングコースを持つ国は長らく日本だけだった。しかしこの10年のうちにマレーシアや中国にF1グランプリ開催もできる立派なサーキットが建設され、日本の選手やチームが練習に使い始めたようだ。現地でレンタルができるミドルフォーミュラレベルのマシンを使った練習走行ならば、往復の交通費や滞在費を含めても安価で集中的な練習ができるところに理由がある。
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