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【フラーゴラッド鹿児島】「SVで戦えるチームになれるなんて」主力3人が語るトップリーグ昇格の“不安”と覚悟《峯村雄大/長友優磨/迫田郭志》

2026/10/16
(左から)峯村雄大「地域に根差すチームで戦えて本当に幸せ」/ 長友優磨「てっぺんに立つ、そんな景色を見てみたい」/ 迫田郭志「子どもたちに勇気や希望を与えたい」
初めて国内最高峰の舞台で戦う上でチームには必要不可欠な3人。「鹿児島のために」という強い思いが厳しい環境でも彼らを奮い立たす。少しの期待と多くの不安とともに次なる挑戦が、いざ始まる――。(原題:[別冊付録][主力の覚悟]峯村雄大/長友優磨/迫田郭志「新たな熱狂を届けたい」)

 記念すべき“SV元年”。フラーゴラッド鹿児島の新たな1ページに、この先も色濃くその名を残すであろう3選手がいる。

 V3でチームに初優勝をもたらした34歳のサウスポー。そして地元・鹿児島が生んだ183cmの技巧派。これほど頼れる存在はいないと言わしめる32歳の新主将。さまざまな経験を重ねた今、新たな戦いに挑むクラブに彼らが集まった理由がある。

「20代だったら、絶対受けなかった。最初は、無謀だろ、って思いましたから」

 180cmのオポジット、長友優磨がフラーゴラッドに加入したのは2023年。“無謀”な勧誘をしたのは、高校時代から長友をよく知るGMの川畑俊輔だった。発足間もない中で初めてV3に挑戦するチームで「中心選手として経験を還元してほしい」と熱心に口説かれ、地元九州でバレーボールができるなら、と決意した。

 戦績は華やかで、宮崎・都城工高では春高を制覇。専修大からFC東京へ進み、'19年の開幕直前に負った全治12カ月の大怪我からの復帰も果たした。休部したFC東京から東京グレートベアーズ(以下東京GB)へと名前を変え、新たなチームとして新シーズンを迎えた経験はあるが、生まれ故郷に近い鹿児島で迎えた再スタートは、当時と大きく違っていた、と苦笑する。

「パスの精度や質がバラバラ。チームとしてのルールも定まっていなかったので、全員に1から教えるところからスタートした。あの頃は、SVで戦うチームになれるなんて想像もできませんでした」

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photograph by Kiichi Matsumoto

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