#1153
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「握ると肌に吸い付くようで…」剣道アジア女王の警察官・高橋萌子が“竹刀”を自分で組み立てる理由「真竹に変えて、小手が利くように」《戦う女の相棒論②》
2026/10/10
高橋萌子は父、兄、姉もたしなむ剣道一家に生まれ育った。競技に真摯に打ち込む家族の姿を間近で見守る3人きょうだいの末っ子が、幼心に「私もやりたい!」と思うのは、ごく自然な流れとも言える。
小1の時、背丈に合った竹刀が買い与えられた。初めて自分の竹刀を持った嬉しさは今も覚えている。これで家族同様、晴れて剣士の一員となれたのだ。
なのに、災いはいつも突然訪れる。剣道を教えるまわりの大人たちから、いきなり、こっぴどく怒られてしまうのだ。
「竹刀の扱い方について最初からめちゃくちゃ厳しく指導されるんです。跨いでもダメで、杖代わりなんてもってのほか。真ん中の部分を握っても怒られます。剣道には『竹刀は真剣と同じ』という考え方があるんですよ。子供だからしょうがない、大目に見よう、という発想はありません。“竹刀あるある”じゃないけど、今も剣道続けてる人は、みんな竹刀のせいで何かしら怒られて始まってるんじゃないですかね?」
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photograph by Yuki Suenaga
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