いま動いている貴重なスポーツ、そして娯楽として、競馬が注目されていることを強く感じる。無観客開催を余儀なくされながら、売り上げはほぼ9割を維持。日によっては、昨年との比較で、それを上回る数字が出ることさえあるのだ。昨年までは8年連続で右肩上がりの売り上げアップが続いていたことを考えると、この事実が示す意味は大きい。「こんな想像もできない状況になっているのに、競馬が休まずに開催を続けることができるのは、ファンの皆さんが馬券を買って応援してくださるからこそ。日本の競馬のレベルアップの根本は、馬券という声援に支えられてのものだと、改めて強く実感しています。感謝しかありません」という武豊騎手の言葉に、ただうなずくのみだ。
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photograph by KYODO