K-1に代わる立ち技格闘技のビッグイベントとして注目を集めるGLORYが、5月3日東京・有明コロシアムで65kg級SLAMを開催。決勝で野杁正明からダウンを奪った末に判定勝ちを収めた久保優太が優勝賞金10万ドル(約1000万円)を獲得した。
特筆すべきは、この大会が158の国や地域にある205ものチャンネルで放送されたこと。あるデータによれば、視聴可能な人数は8億人を越したという。
世界規模のトーナメントで初めて日本人同士の決勝が実現したことも大きい。かつて日本人キックボクサーが主流を占めていた70kg級も、最近はヨーロッパ系が中心。その証拠にGLORYが発表する70kg級公式ランキングの10位以内に日本人の名前は見当たらない。
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photograph by Susumu Nagao