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難解なJの順位予想。 ポイントは“ちょい足し”。 ~広島の優勝を例に考える~

2013/01/16
繊細なライン管理と高精度のフィードで、最後方からチームを操った千葉(右から2人目)。

 元日恒例の天皇杯決勝では、柏レイソルがガンバ大阪を下し優勝を飾ったが、シーズン締め括りの余韻に浸る暇もなく、あと2カ月もすると、順位予想の難解さでは世界屈指のリーグ、J1の新シーズンが開幕する。

 前年の成績が順位予想の参考にならないことは、誰もが知るところだろう。ちなみに、過去3年の優勝クラブの前年順位は、9位、J2優勝、7位。もはやどこが優勝しても驚くことはない。

 そんななかで、あえて予想のキーワードを挙げるなら、「継続性」になるだろうか。監督や選手が入れ替わる度に、クラブの目指すコンセプトが揺れ動いていたのでは、優勝はおぼつかない。昨年、広島とG大阪が対照的な結果に終わったのも、このあたりに理由があると言える。

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photograph by AFLO

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