新日本・全日本プロレスの創立40周年記念合同興行が7月1日、東京・両国国技館で開催される。
話題は全日本の王者・秋山準(ノア)vs.挑戦者・太陽ケアの3冠ヘビー級選手権と新日本のIWGPヘビー級選手権(棚橋弘至vs.真壁刀義)のダブル・メインに集中。だが、筆者が注目しているのは半年以上続くアジア・タッグ王者争奪の攻防戦だ。
ご存知アジア・タッグは、1955年11月、力道山の日本プロレスから存続する日本最古のベルトだ。管理、運営するのは全日本。昨年の10月23日、両国大会で新鋭王者コンビの真田聖也、征矢学組が、大日本の怪力コンビである関本大介、岡林裕二組に敗れ、ベルトが他団体に流出した。関本、岡林組はその勢いで暮れの世界最強タッグ決定リーグ戦で大暴れ。その実績が評価され、'11年度の最優秀タッグチーム賞を受賞している。同ベルトを6度防衛しており、全日本側の面目は丸潰れなのだ。
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photograph by ALL JAPAN PRO-WRESTLING