箱根駅伝出場経験のない学生たちに命じた練習内容から、自身が考える学生スポーツの意義までを徳本一善新監督が語った / photograph by Ichisei Hiramatsu 今年4月に就任すると、驚かされることの連続だったという徳本監督 ©Ichisei Hiramatsu 学生たちには、追い込まれれば頑張る下地はあった ©Yuki Suenaga ©Ichisei Hitamatsu 徳本監督自身(中央)も学生時代は髪を法大カラーのオレンジに染めるなど自由奔放なキャラクターで大活躍した ©JIJI PRESS 学生スポーツだからこそ、どこかでやめる、やめないという選択に直面することもあるという ©Ichisei Hiramatsu 今年4月から芝浦工大の駅伝部監督に就任した徳本一善。前任の駿河台大を2度の箱根出場に導いた名将を驚かせた学生たちの実態とは…… ©Ichisei Hiramatsu 前任の駿河台大では2度の箱根駅伝出場を実現した徳本監督 ©Nanae Suzuki 就任後まずは学生の意識改革が必要だったと語る徳本監督 ©Ichisei Hiramatsu エース格として期待されるひとり、横尾皓。昨年の箱根予選会ではチーム2位のタイムを出している ©Yuki Suenaga 101回箱根駅伝優勝の青学大のような強豪校は分厚い選手層を誇る ©Kiichi Matsumoto 昨年、徳本監督就任前の予選会では23位だった芝浦工大。今年はどこまで上積みできるか ©Ichisei Hiramatsu 夏合宿を終え、徳本監督の手応えは? ©Ichisei Hiramatsu 青学大時代は山上りの5区で好走を見せ「3代目・山の神」と呼ばれた神野大地。卒業から9年が経った「神」の現在地とは? ©Nanae Suzuki 卒業後は実業団のコニカミノルタに就職するも、2年でプロランナーに転身した ©Takuya Sugiyama 2016年の箱根は往路連覇のゴールテープを切った ©Nanae Suzuki 2019年に行われたMGCに出場するも、17位に終わった神野 ©BUNGEISHUJU 今年の箱根2区を1時間5分44秒で走った黒田朝日。東京国際大・エティーリ、創価大・吉田響とともに、ヴィンセントが保持していた記録を上回った ©Yuki Suenaga 2001年の箱根駅伝ではルーキーながら1区で区間3位と好走した黒田(左)。高校時代は3000m障害でインターハイを制し、鳴り物入りでの入学だった。長男の朝日、次男の然は現在、青学大で活躍中 ©BUNGEISHUNJU 実業団とプロランナーを経て、その待遇面なども改善の余地があると考える神野 ©BUNGEISHUNJU 2019年に行われたMGCに出場するも、17位に終わった神野 ©BUNGEISHUJU 連覇達成時の神野。ちょっと若い原晋監督の姿も… ©Nanae Suzuki 2013年、神野2年時の全日本大学駅伝 ©BUNGEISHUNJU 2016年、連覇達成時の神野 ©BUNGEISHUNJU 柏原竜二、今井正人とともに3人の神、勢ぞろいの図 ©BUNGEISHUNJU 2020年撮影 ©BUNGEISHUNJU 3度目の5区で区間新記録をマークした青学大の若林 ©Nanae Suzuki 沿道からは「若様」という掛け声を受けていたという ©︎JMPA 昨年は今年と全く異なる雨中のコンディションでゴールテープを切っていた若林 ©Nanae Suzuki ゴール後、2区を走った黒田朝日(3年)らに祝福される若林 ©Nanae Suzuki 箱根山中で「若の神」の命名を受けた1年時の若林。3年時は「若の神」→「若乃神」に進化 ©Nanae Suzuki 前区間記録保持者は“山の妖精”こと山本唯翔(城西大) ©Yuki Suenaga 「真実はいつもひとつ!」今大会もトレンド入りした“山の名探偵”こと早大の工藤慎作 ©Nanae Suzuki 前を行く中大の園木を逆転。往路優勝の立役者となった若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎Nanae Suzuki 昨年は今年と全く異なる雨中のコンディションでゴールテープを切っていた若林 ©Nanae Suzuki 箱根山中で「若の神」の命名を受けた1年時の若林。3年時は「若の神」→「若乃神」に進化 ©Nanae Suzuki 前区間記録保持者は“山の妖精”こと山本唯翔(城西大) ©Yuki Suenaga 箱根連覇を果たした青学大の原監督。「原メソッド」の根幹をなす山のスペシャリスト育成。その秘密は…? ©︎Kiichi Matsumoto 山下りで有言実行の56分台をマークした野村 ©︎JMPA 5区で区間新記録をマークした青学大の若林。長距離ランナーらしからぬ大腿四頭筋が山での推進力を生むという ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎Nanae Suzuki 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 往路優勝のゴール直後、5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【1枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【2枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 【大手町のゴール】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 往路優勝後の記者会見【1枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【2枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【3枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【4枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 青学大2区の黒田朝日(3年)。東京国際大・エティーリ(2年)、創価大・吉田響(4年)とともに、区間記録を更新した ©Yuki Suenaga 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 来春から地元・福井でアナウンサーになる田中 ©Kiichi Matsumoto 9区を任された青学大キャプテン・田中悠登(4年)。原監督の乗る運営管理車を背に区間2位で好走した ©Kiichi Matsumoto 大手町で10区・小河原陽琉(1年)のゴールを待つキャプテン田中悠登(4年)と原晋監督 ©Kiichi Matsumoto 9区を走った田中悠登。区間2位の好走だった ©Kiichi Matsumoto 9区の給水地点。田中はメンバー外の片山宗哉(4年)と併走し、“乾杯”をしたことが話題に ©Sankei Shimbun 来春から地元・福井でアナウンサーになる田中。鶴見中継所では「青山学院大学、いまトップでタスキリレー!」とセルフ実況しながら、10区・小河原陽琉にタスキを渡したという ©Sankei Shimbun 2年連続8回目の総合優勝を果たした原監督。優勝直後の表情 ©Kiichi Matsumoto 大手町のゴールで。優勝したチームの中心で笑顔を見せた田中 ©Kiichi Matsumoto “乾杯”をしたことが話題に【2枚目/全2枚】 ©JMPA 大手町のゴールで。優勝したチームの中心で笑顔を見せた田中 ©Kiichi Matsumoto 大手町で10区・小河原陽琉(1年)のゴールを待つキャプテン田中悠登(4年)と原晋監督 ©Kiichi Matsumoto

今年4月に就任すると、驚かされることの連続だったという徳本監督 ©Ichisei Hiramatsu

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箱根駅伝出場経験のない学生たちに命じた練習内容から、自身が考える学生スポーツの意義までを徳本一善新監督が語った / photograph by Ichisei Hiramatsu 今年4月に就任すると、驚かされることの連続だったという徳本監督 ©Ichisei Hiramatsu 学生たちには、追い込まれれば頑張る下地はあった ©Yuki Suenaga ©Ichisei Hitamatsu 徳本監督自身(中央)も学生時代は髪を法大カラーのオレンジに染めるなど自由奔放なキャラクターで大活躍した ©JIJI PRESS 学生スポーツだからこそ、どこかでやめる、やめないという選択に直面することもあるという ©Ichisei Hiramatsu 今年4月から芝浦工大の駅伝部監督に就任した徳本一善。前任の駿河台大を2度の箱根出場に導いた名将を驚かせた学生たちの実態とは…… ©Ichisei Hiramatsu 前任の駿河台大では2度の箱根駅伝出場を実現した徳本監督 ©Nanae Suzuki 就任後まずは学生の意識改革が必要だったと語る徳本監督 ©Ichisei Hiramatsu エース格として期待されるひとり、横尾皓。昨年の箱根予選会ではチーム2位のタイムを出している ©Yuki Suenaga 101回箱根駅伝優勝の青学大のような強豪校は分厚い選手層を誇る ©Kiichi Matsumoto 昨年、徳本監督就任前の予選会では23位だった芝浦工大。今年はどこまで上積みできるか ©Ichisei Hiramatsu 夏合宿を終え、徳本監督の手応えは? ©Ichisei Hiramatsu 青学大時代は山上りの5区で好走を見せ「3代目・山の神」と呼ばれた神野大地。卒業から9年が経った「神」の現在地とは? ©Nanae Suzuki 卒業後は実業団のコニカミノルタに就職するも、2年でプロランナーに転身した ©Takuya Sugiyama 2016年の箱根は往路連覇のゴールテープを切った ©Nanae Suzuki 2019年に行われたMGCに出場するも、17位に終わった神野 ©BUNGEISHUJU 今年の箱根2区を1時間5分44秒で走った黒田朝日。東京国際大・エティーリ、創価大・吉田響とともに、ヴィンセントが保持していた記録を上回った ©Yuki Suenaga 2001年の箱根駅伝ではルーキーながら1区で区間3位と好走した黒田(左)。高校時代は3000m障害でインターハイを制し、鳴り物入りでの入学だった。長男の朝日、次男の然は現在、青学大で活躍中 ©BUNGEISHUNJU 実業団とプロランナーを経て、その待遇面なども改善の余地があると考える神野 ©BUNGEISHUNJU 2019年に行われたMGCに出場するも、17位に終わった神野 ©BUNGEISHUJU 連覇達成時の神野。ちょっと若い原晋監督の姿も… ©Nanae Suzuki 2013年、神野2年時の全日本大学駅伝 ©BUNGEISHUNJU 2016年、連覇達成時の神野 ©BUNGEISHUNJU 柏原竜二、今井正人とともに3人の神、勢ぞろいの図 ©BUNGEISHUNJU 2020年撮影 ©BUNGEISHUNJU 3度目の5区で区間新記録をマークした青学大の若林 ©Nanae Suzuki 沿道からは「若様」という掛け声を受けていたという ©︎JMPA 昨年は今年と全く異なる雨中のコンディションでゴールテープを切っていた若林 ©Nanae Suzuki ゴール後、2区を走った黒田朝日(3年)らに祝福される若林 ©Nanae Suzuki 箱根山中で「若の神」の命名を受けた1年時の若林。3年時は「若の神」→「若乃神」に進化 ©Nanae Suzuki 前区間記録保持者は“山の妖精”こと山本唯翔(城西大) ©Yuki Suenaga 「真実はいつもひとつ!」今大会もトレンド入りした“山の名探偵”こと早大の工藤慎作 ©Nanae Suzuki 前を行く中大の園木を逆転。往路優勝の立役者となった若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎Nanae Suzuki 昨年は今年と全く異なる雨中のコンディションでゴールテープを切っていた若林 ©Nanae Suzuki 箱根山中で「若の神」の命名を受けた1年時の若林。3年時は「若の神」→「若乃神」に進化 ©Nanae Suzuki 前区間記録保持者は“山の妖精”こと山本唯翔(城西大) ©Yuki Suenaga 箱根連覇を果たした青学大の原監督。「原メソッド」の根幹をなす山のスペシャリスト育成。その秘密は…? ©︎Kiichi Matsumoto 山下りで有言実行の56分台をマークした野村 ©︎JMPA 5区で区間新記録をマークした青学大の若林。長距離ランナーらしからぬ大腿四頭筋が山での推進力を生むという ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎Nanae Suzuki 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 5区を区間新記録で走り、有終の美を飾った青学大の若林 ©︎JMPA 往路優勝のゴール直後、5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【1枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 5区区間新記録の若林宏樹(4年)を祝福する黒田【2枚目/全2枚】  ©Nanae Suzuki 【大手町のゴール】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 【大手町のゴール…オフショット】 ©Kiichi Matsumoto 往路優勝後の記者会見【1枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【2枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【3枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 往路優勝後の記者会見【4枚目/全4枚】 ©Nanae Suzuki 青学大2区の黒田朝日(3年)。東京国際大・エティーリ(2年)、創価大・吉田響(4年)とともに、区間記録を更新した ©Yuki Suenaga 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 【5区〜往路優勝後…オフショット】©Nanae Suzuki 来春から地元・福井でアナウンサーになる田中 ©Kiichi Matsumoto 9区を任された青学大キャプテン・田中悠登(4年)。原監督の乗る運営管理車を背に区間2位で好走した ©Kiichi Matsumoto 大手町で10区・小河原陽琉(1年)のゴールを待つキャプテン田中悠登(4年)と原晋監督 ©Kiichi Matsumoto 9区を走った田中悠登。区間2位の好走だった ©Kiichi Matsumoto 9区の給水地点。田中はメンバー外の片山宗哉(4年)と併走し、“乾杯”をしたことが話題に ©Sankei Shimbun 来春から地元・福井でアナウンサーになる田中。鶴見中継所では「青山学院大学、いまトップでタスキリレー!」とセルフ実況しながら、10区・小河原陽琉にタスキを渡したという ©Sankei Shimbun 2年連続8回目の総合優勝を果たした原監督。優勝直後の表情 ©Kiichi Matsumoto 大手町のゴールで。優勝したチームの中心で笑顔を見せた田中 ©Kiichi Matsumoto “乾杯”をしたことが話題に【2枚目/全2枚】 ©JMPA 大手町のゴールで。優勝したチームの中心で笑顔を見せた田中 ©Kiichi Matsumoto 大手町で10区・小河原陽琉(1年)のゴールを待つキャプテン田中悠登(4年)と原晋監督 ©Kiichi Matsumoto

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