NumberWeb TopicsBACK NUMBER
「ナカムラはモダンだ!」仏名門でアシスト連発も…日本代表MF中村敬斗“移籍難航”の試練「31億円オファー拒否事件」「今夏は期限最終日まで未成立」
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/10/17 06:00
フランス名門のリヨンでも活躍が続く中村敬斗。1年前の夏は移籍破談の悲劇を味わった
2024-25シーズン終了後、スタッド・ランスはリーグ・アンから降格。中村にはトルコのベシクタシュから1500万ユーロ(約26億円)、スペインのビジャレアルからは1800万ユーロ(約31億円)のオファーが届いた。
ところが破格のオファーに対して、クラブはいずれも門前払いで拒否。スタッド・ランスのカイヨ会長は「いかなる申し出にも、クラブには拒否する権利がある」と言い切った。
中村は、のちにこう振り返っている。
ADVERTISEMENT
「2カ月の間、精神的に辛い状態だったので、トレーニングができなかった」
今夏も交渉難航…リヨンは移籍市場最終日に
それでも中村は昨季リーグ・ドゥで29試合14ゴール2アシストを記録。指揮官のゲラルツ監督は次のように評している。
「ケイトのタレントは特大だが、彼はそれだけに頼ったりしない。ピッチ上の誰よりも、守備の仕事をしているんだ」
今夏はW杯での活躍後、プレミアリーグの複数クラブが名乗りを上げたが、交渉は難航した。移籍期限まであと48時間となったところで、動いたのはリヨンだった。
中村がメディカルチェックのために現地に訪れたのは、夏の移籍市場の期限最終日である9月1日。しかしこの夜の時点でリヨンと中村の契約は結ばれておらず、交渉成立は難しいのではとみる向きもあったが――。「本当に苦しかった」と語った中村は、なぜ名門クラブへの扉を開けたのか。背景には“ある選手の移籍”、さらにフランス特有の移籍ルールがあった。〈つづきは下の【関連記事】本編へ〉

